今日のChicora学園(5/20)UFOが来たら?

もし日本にUFOが来たら?

4月にアメリカ国防省がUFOの写真を公開しました。

あくまで未確認飛行物体というだけで、中に宇宙人が乗っているとかそういう話ではないと思います。

そのニュースが出た次の日ぐらいに河野防衛大臣が「自衛隊もUFOに遭遇した時の手順を決める」と発表していました。

宇宙人との戦いに備えるみたいで、SFの世界のような想像が膨らみます(笑)

実際はもっと地味な内容でしょうが…

今回のわくわく授業のグループワークのテーマは

防衛省でも話し合われている「UFOが来たらどう対処するか?」です。

1チーム目

宇宙人が肉食か草食かに分けて考えていました。

もし肉食なら「きむ」がおいしいよと教えてあげるそうです。

「きむ」が何かは写真のイラストで判断してくださいということでした(笑)

もし草食ならタイに行って、タイ米を食べてもらう。

そして日本に帰ってきたら、コシヒカリを食べてもらって宇宙人を手懐ける作戦だそうです。

ネタ狙いですが、戦わずに出せるものを出して懐柔しようという作戦です。

でも、どうやって「きむ」の所やタイに行かせるの?宇宙人とコミュニケーションできるの?という質問が出ていました。

言葉が通じなくても地図を見せればいいと答えていました。

2チーム目

こちらは、宇宙人にお金やその他に価値のあるものを出すという意見です。

ホワイトボードに書いてある情報は少ないのですが、発表がうまかったです。

説得させるような話し方をしていました。

そして、一番よかった点は「そもそも宇宙人は何をしに地球に来たか?」から考えていたことです。

宇宙人は地球に何をしに来た?→資源を求めて来た→価値のあるものをあげよう

という流れでその意見が出たそうです。

意見が出てきたプロセスも説明してもらえたので、すごく納得できました。

でも、お金出しすぎて経済は大丈夫なのか?資源がほしいなら何でわざわざ地球なの?など質問が出ていました。

先生の投票で2チームが勝利しました。

やはり「宇宙人が何をしにきたか?」を考えられたのが非常にポイントが高いです。

宇宙人だって何か理由があって来ているわけでしょうから、そこで地球人都合の対応をしても宇宙人もそんなのいらないという可能性が高いと思います。

何事においても相手が何を求めているかを考えることは非常に大切です。

と、グループワークはUFOの対処の話をしましたが

そもそも宇宙人はいるの?

そもそも宇宙人はいるの?という疑問があります。

次のディベートでは宇宙人(地球に来られるレベルの知的生命体)はいるか?いないか?を話し合いました。

今までは自分の意見に合わせて別れてもらっていて、途中で意見を変えるのもありにしていました。

そうするとどうしても、折衷案が多くなっていました。

今回からくじ引きでチームをはっきり分けて勝敗をつけるようにしました。

ディベートのお題はだいたいどちらの言い分もわかることが多いので、みんなどちらのチームに入っても意見が言えます。

そしたら今回は折衷案は出ず、みんな自分のチーム側の意見を出していました。

でも、パイオニアやボイジャーに乗せられた金属板やレコードの話が出てくるとは思っていなかったです(笑)

よく知っているな〜と感心しました。

結局、勝ったのは「いない」派でした。

勝因は「いない」派は出た意見の数も多かったですし、「いる」派の意見がどうしてもSFチックなものや怪しげなものがあったからです。

宇宙人の話だと怪しげな話になるのは仕方ない部分もあるのですが、出来るだけ現実的な話をできるといいですね。