今日のChicora学園(7/24)京都旅行の話の続き

先週京都旅行の話を書きましたが、今日はその続きです。

先週は六波羅蜜寺に行ったことろまで書きました。

建仁寺

六波羅蜜寺の次は「建仁寺」に行きました。

建仁寺もそこまで外国人観光客が多いお寺ではありませんが、見たいものがあったので行きました。

その見たいものというのが

この風神雷神図(のレプリカ)です。

本物は京都国立博物館にあります。

でも元々は建仁寺にあった作品です。

建仁寺はお庭も綺麗です。

↑「◯△□の庭」という変わった名前の庭。

円(真ん中の木のところ)と四角(井戸)はすぐに見つかりますが、三角がわかりにくいです。

三角は奥の方の石が三角に盛られています。

庭だけでなく天井画も迫力がありました。

写真だと大きさが伝わりにくいですが、調べたら畳108畳分の大きさの絵だそうです。

お堂全体を撮るとこういう感じ

置いてある仏様が小さく見えますが、仏様の一番上の部分はたぶん3、4mの高さはあります。

とりあえず、すごく大きくて迫力があります。

建仁寺は見るところがたくさんありますが、もう一つ行きたかった理由があります。

それは高校の日本史の教科書を買って、中2のテスト範囲の室町時代のところを読んでいたら、建仁寺が出てきたからです。(建仁寺は室町幕府が格が高いと認めた5つのお寺(京都五山)の一つでした。)

私は高校の頃日本史は習っていないので、建仁寺のことや京都五山のことを初めて知りました。

京都五山の一つだと思って行くと、ただの観光気分からちょっと見え方が変わりますね。

やはり歴史を知ると、別の京都が見えてくる気がします。

清水寺

次は清水寺に行きました。

清水寺も外国人観光客に人気のお寺ですので、今なら空いているだろうと思い行きました。

清水寺へと続くお土産物やさんなどが並んでいる通りも人が少ないです。

私は全然知らなかったのですが、清水寺の観光客が少ないのはコロナの影響だけではありませんでした。

清水寺が修復工事中という影響も結構あったようです。

有名な清水の舞台が工事中。

そりゃコロナ&工事中じゃ誰も来ないですよね。

音羽の滝も誰もいません。

コロナ中なので、音羽の滝が飲めませんでした。

長いひしゃくが使用禁止でした。

水を飲む側も自由に行けますが、どうしても滝に手が届きません。

(自分で長い棒のついた水を汲むものを持っていけば、誰もいないので飲み放題です。(笑))

↑音羽の滝を上から見た写真

普段なら水を飲む順番待ちの人が並んでいそうですが、並んでいる人はおろか、周りにも人が全く写っていません。

清水の舞台は工事中だし、水も飲めなかったけど、人がいないレアな景色が見られたので、これはこれでよかったです。

広方寺、耳塚

次に行ったのは「広方寺」です。

このお寺は無料で行けます。

と、いうよりお寺の中に入れません。

このお寺に行った目的は鐘を見ることです。(本堂より鐘の方が大きいぐらい)

ぱっと見は普通の大きな鐘なんですが

注目すべきところを白くマーキングしてくれてあります。

そこには「国家安康」「君臣豊楽」と書いてあります。

これは徳川家康が「徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とし、家康および徳川家を冒瀆するものだ」とイチャモンをつけて

豊臣家を滅ぼすきっかけとなった鐘です。

こんなことで滅ぼざれる豊臣家がかわいそうでなりません。

ちなみにこのすぐ横は豊国神社という豊臣秀吉をまつった神社があります。

そしてその近くには耳塚があります。

耳塚は秀吉の朝鮮出兵の時に、敵の耳や鼻を弔ったものです。

歴史の教科書にも載っているかな?と思って調べてみましたが、資料集にしか載っていませんでした。

私もどこかで写真は見たことがありましたが、耳が埋まっているだけだからそこまで大きくないかと思っていたら

予想以上に大きかったです。

写真を見て知っているつもりになっても、実際に行ってみると印象が違うことはよくありますね。

この時ですでに6時半ごろなので、もう観光地は開いていませんし

急行で帰ろうと思うと7時半ごろの電車が終電なので、ここで帰りました。

ちなみに今回の京都市内の移動はほぼ全て徒歩です。(伏見稲荷に行くときと、戻る時は電車)

スマホの歩数計をみると3万2千歩歩いていました。

おかげで次の日筋肉痛でした(笑)

今回はコロナで外国人観光客が少なくて、レアな景色が見られたのがよかったです。

また今度京都に行く時は日本史の教科書を読むなどいろいろ勉強してから行きたいですね。