今日のChicora学園(1/15)

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題は

いつもわいわい授業をしている部屋の椅子が足りなくなってきたので、新しく椅子を買いました。

でもまだ3階は全く椅子を置いていない状態です。

今後生徒が増えて、自習で3階を使うようになったら椅子がもっと必要になります。

その椅子の準備の仕方を話合いました。

社会に出た時、効率よく仕事を進めるにはどうすればいいかを考えないといけない場面はしょっちゅうでてきます。

この問題はその練習になります。

まずは自分たちで1個作ってみてます。

決して作るのが面倒だから生徒に作らせているんではないですからね(笑)

一個作ってみて、どういうシステムで作るのがいいのかを話し合います。

先生の特徴を把握して、どの先生はどういう仕事が向いているかも考えます。

意見がまとまったら発表です。

A班の意見は

ブログを読んでいる方はどの先生がどんな先生かわからないと思うので、伝わりづらいところもありますが

力が必要な部分は私と、大学生のアルバイトの先生がやって、それ以外の部分を他の先生が組み立てて、最後に合わせるというものです。

B班の意見は

こちらも同じような意見で

力がいる仕事は男がして、それ以外の仕事は別の先生がするというものです。

二つのグループで意見が合わず、論争になっていたのは、部品を3階に持ってくる方法です。

A班は部品をみんなで3階に運びますが、B班は力がいる組み立てをしている間に他の先生が持ってくるという違いです。

そこでどちらがいいか議論をしていました。

そして、先生たちが投票をしましたが(自分たちがやることになるかもしれないので)、2対2で同点でした。

次は個人の発表です。

今日の発表は、卓球部の生徒さんだったので、卓球についてでした。

卓球のことをいろいろと発表してくれました。

私がすごいなと思ったのは、発表の掴みがうまかったことです。

「卓球っていうと温泉卓球みたいなのをイメージして、楽なスポーツかと思われがちですが、実は大変なスポーツなんです」というような掴みでした。

発表の掴みで「みんなのイメージをひっくり返す」というのは定番のテクニックですが、教えてないのに、いきなりやっていたので驚きました。

掴みの言葉一つで、聞く側が聞く気になるかどうかが変わります。

発表なんて、最初の掴みでほぼ決まりますから、そこで引きつけるのは大切です。

私はすごいなーと感心していたのですが、生徒の皆さんは温泉卓球が何かわからず「温泉卓球って何?」「温泉の中で卓球できるの?」などの意見が結構出ていて

せっかくの素晴らしい掴みがわかっていないようでした(笑)

しかも、テニス部の子たちが「テニスの方が広いところを走り回るから大変だと思います」などいろいろと反論も上がっていました。

「でも卓球はボールが速いから、そこはテニスより大変」などそこからいろいろと議論もしていました。

個人発表の次はディベートを行いました。

お題は「香川県でゲームの時間を制限する条例ができようとしていること」について賛成か反対かで話をしました。

やはり条例反対が多かったです(笑)

だから先生たちは賛成側に入って議論をしました。

ゲームをしたいからという感情論は抜きで考えました。

反対派の人数が多いので、反対派の意見が多いのですが。。。

e-Sportsの意見などは私が想定していなかったもので、新鮮でした。

ちょっと時間の都合上反論などをあまり深められなかったのが残念ですが、

時事問題について考えられたのは良かったかなと思います。

結構みんなお母さんお父さんにこの話をされていたようで、多くの子がこの香川県の条例の話は知っていました。

今日のわいわい授業はここまで〜