8月はっけん授業 淡路島、明石市巡り 1日目

8月19、20日にはっけん授業に行ってきました。

今回は兵庫県の淡路島と明石市です。

夏休みなので、一泊二日の遠出のはっけん授業です。

 

夏休みは毎年泊まりのはっけん授業を企画しているのですが、2年前はコロナで、去年は台風で中止になっていました。

だから今年、3年目にして初めての泊まりのはっけん授業です。

 

初めての泊まりのはっけん授業なので、みんなの期待も高くて、まずはどこに行くかもみんなに決めてもらいました。

私がいくつか候補をあげて、みんなの投票で選ばれたのが今回の淡路島です。

 

一泊二日の盛りだくさんの内容だったので、前置きはこれぐらいにして早速書いて行こうと思います。

 

 

 

当日は8時に教室に集合して、まず車に荷物を積み込みます。

みんな荷物も大きいので、荷物を乗せたらパンパンです。

それで淡路島まで大体3時間ほどで着きます。

荷物でちょっと狭くなった車内で長時間大変だと思うのですが、みんなワクワク感が勝っているのがテンションが高かったです。

 

 

昼ごはんは淡路サービスエリアで食べました。

淡路島に入ってすぐのところにあります。

入るのにちょっと渋滞しているぐらい人気のサービスエリアです。

淡路島の玉ねぎ入りカレー(淡路島は玉ねぎが有名です。)

淡路島の釜揚げしらすラーメン(しらすも結構取れるみたいです。)

明石海峡大橋もバッチリ見えます。

景色がきれいなので、みんな望遠鏡で景色を見たりしていました。

 

 

漁業体験

昼休憩が終わったら一番最初の目的地、釣船内良さんに向かいます。

淡路サービスエリアからは20分ほどです。

ここでは漁業体験をさせてもらいます。

右の漁船に乗って漁に出ます。

小さそうな船ですが、ギリギリ全員乗れました。

こんな感じでちょっとキツめですが、海に出ます。

この日ももちろんすごく暑い日だったのですが、海の上を走っていると風もあるのでそこまで暑くありません。

 

事前に網を仕掛けてもらっていて、それを引き上げていきます。

港からすぐのところに、網を仕掛けたスポットがあるので、さっそく引き上げていきます。

漁師さんが引き上げていくのを手伝わしてもらいました。

手前の漁師さんは網にかかった魚をとっています。

網から出すのは難しそうなので、そこは漁師さんがやってくれます。

で、こんな感じで魚がとれます。

ヒラメ(動くから持ちにくい)

 

網だけでなく、蛸壺も仕掛けてくれていました。

でも1週間前の台風で蛸壺がやられていて、取れるかどうかわからないと言われました。

蛸壺も網と同じように引き上げていきます。

長いロープに5メートルおきぐらいに壺がついています。

そして、順番にロープをたぐって行って、一つずつツボの中身を確認します。

空っぽの壺が続きましたが、ちゃんとタコが入っている壺もありました!

タコが入っていたら、壺をあげて、壺の底の部分を叩きます。

↑壺を叩いているところ

するとタコが壺から飛び出してきます。

飛び出したタコはめちゃくちゃ動きが早くて、逃げようとします。

↑タコが逃げてる

この時スミも吐かれた

↑スミをかけられた子

逃げるタコ捕まえるのは大変で全部漁師さんに捕まえてもらいました。

写真撮るように捕まえたタコを持してもらうのですが、次は吸盤がくっついたりしてまた大変。

 

タコはとれるかどうか心配と言われていましたが、たくさんとれました。

 

私もすごいな〜と夢中になっていたので、どれぐらいの時間海に出てたか覚えてないのですが、

感覚的にはあっという間に港に帰ってきました。

(写真を撮った時間を見たら1時間ぐらいでした。)

 

港に着いたら、撮れた魚を船から上げてもらいます。

船にはいけすがついているので、とれた魚は生きたまま持ってこれます。

いけすからとれた魚を出してもらっています。

たくさん魚がとれました。

魚だけじゃなく、大きなサザエも取れてます。

(ちゃんととれた魚を全部写真撮ればよかったけど忘れてた。)

 

とれた魚は全部持って帰れます。

クーラーボックスが重い。

これでも網にかかっていたまあまあの魚が弱って死んでいました。

昼になって海水温が高くなると死んでしまうそうです。(本当はもっと早く行くといいのですが、桑名からだとこれが最速です。)

もっと早ければこれの倍ぐらいの魚がとれていたかもしれません。

漁師さんによると数日前は伊勢海老が何匹かかかっていたそうです。(今回は伊勢海老はかかっていませんでした。)

 

 

北淡震災記念公園

港を出て次の目的地に向かいます。

次は北淡(ほくだん)震災記念公園です。

ここは阪神淡路大震災の時にできた断層をそのまま保存している博物館です。

阪神淡路大震災の時にずれた地面がこんな感じで、そのまま保管されています。

上の写真だとオレンジ丸同士、青の丸同士が繋がっていましたが、地震でズレました。

これは地震でのズレの断面です。

レプリカではなくそのままです。

こんな感じで奥まで断層が続いています。

断層だけではなく、壊れた家も保管されています。

地面に段差があるのは、地震の時にできた段差です。

その段差のせいで塀が壊れてしまっています。

こんな感じでズレたところがそのまま残されています。

私はこういうのが好きなので、めっちゃ時間をかけてじっくり見ていたのですが、その間にみんなは先に行ってしまっていました。

 

ちなみに断層だけじゃなくて、地震の被害が見れる展示もあります。

外のモニュメント 

 

 

宿

これで1日目の予定は終わりです。(でも、まだまだ終わりません。ここからが長いです。むしろみんなの一番の楽しみはここからかも)

宿に向かいます。

4時半ごろに宿に着きました。

今回泊まった宿は、山下荘という民宿です。

海のすぐそばで、目の前は海水浴場です。

宿までの道。ちょっと疲れ気味?

でも宿に着いたら、すぐに水着に着替えて海水浴

さっきまでの疲れが嘘みたいに遊んでいました。

海水浴は今回の旅行の中でみんなの楽しみの一つでしたからね。

私はみんなに水かけられたりするのはわかっていたので、ちゃんと水着を持って行って、みんなと海に入りました。

気持ちよかったです。

浅いところが広がっていて穏やかな海でした。

穴場なので、海水浴客は他に2、3組しかいないので、周りを気にせず遊べます。

こんな感じで宿の目の前に砂浜があります。

海から上がったらそのままお風呂にも入れるので、最高のロケーションです。

部屋からも海が見えます。

夕日

 

海に行ったあとは、勉強タイムです。

勉強道具を持ってきてもらって、勉強もしました。

 

 

夕食

そうこうしているうちに夕飯ができました。

今回の夕飯は、さっきとってきた魚です。

民宿の方にお願いして、とってきた魚を料理してもらいました。

みんなで準備をして

食べます。

みんな食べる勢いがすごいので、刺身とかタコの唐揚げとかすぐになくなりました。

自分たちでとってきた魚なのですごく美味しいです。

とれたてなので刺身もすごく美味しいです。

サザエの刺身とか珍しいものもいただけました。

タコの唐揚げ

ヒラメの煮付け

魚の唐揚げ

味噌汁も豪華、オコゼの味噌汁

すごく豪華な夕食でした。

みんなでとって、みんなで食べるご飯ほど美味しいものはありません。

 

はっけん授業でどこかに行くとお店でご飯を食べる機会は多いですが、その度にみんなから「(先生的には)美味しかった?」と聞かれます。

その度に私は大体辛口なことしか言いません。(たぶん美味しいと言ったことはない。)

でも今回の夕食は素直にうまいです。

はっけん授業で食べてきたご飯の中でぶっちぎりで美味しかったです。

 

 

夜は砂浜で花火

あと、この時理科実験で余ったスチールウールも燃やして遊んだんですが、うまく写真が撮れなかった。(というより私は火をつける係だったので)

「スチールウール 振り回す」とか調べるとすごい写真が出てきますが、それをしました。

 

みんなで布団をひいて

当然ながら、そんなにすぐには寝ません。

ここからがお楽しみタイムですからね。

私は小学生部屋で一緒にトランプをしていました。

小学生は早く寝るかな?と思って、小学生は別部屋にしていたのですが…

中学生部屋の方が早く電気を消して

寝れない中学生が小学生部屋にやってきて

ずっと遊んでて…

私は隙を見て1時ごろに寝たのですが(みんなが盛り上がってところでトイレに行くふりをして逃げて隣の部屋で寝た。明日も長距離運転しないといけないので)

そのあと起きてた子は3時ごろまで起きてたっぽいです。

 

 

すごく楽しかった1日目はここまでです。

2日目は1日目以上に盛りだくさんです。

2日目は2日目にブログをご覧ください。