今日のChicora学園(7/18)新しい夏休みの宿題を考えよう

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題は…

もうすぐ夏休みです。

夏休みは楽しいのですが、宿題というマイナス要素もあります。

夏休みの宿題の中でも特に手ごわいのが、読書感想文です。

何を書いていいのかわからない上に時間がかかる、やって意味があるのか?って思ってしまいます。

(まあ、「本を読んでほしい」というのが一番の目的だと思いますが。)

と、いうことで

今日のお題は、読書感想文のようなわけのわからない宿題ではなくて「意味のある夏休みの宿題を考えよう」です。

 

チームに分かれて話し合ってもらいました。

 

1チーム目

このチームは夏休みに「毎日友達と話す」という宿題を考えてくれました。

毎日誰か友達3人と話をしてその記録をつけるそうです。

それをすることで、コミュニケーション力がアップしますし、夏休みは友達に会えず孤独になりがちですが、それを解消することもできます。

 

 

2チーム目

このチームは寿司打というタイピングゲームを毎日するという意見でした。

ここには書いていませんが、導入がすごく良かったです。

導入の部分は高校生の子が発表してくれたのですが(どのチームもこのページは誰が読むとか決めてみんなで発表してくれてます。)

高校でレポートなどを書くときに、タイピングができなくてめっちゃ時間がかかっている子がたくさんいるそうです。

発表してくれたその子は10分でできるようなレポートもタイピングができない子は数時間かかってるそうです。

だからタイピングを身につけるのはすごく大切だと自分の経験から話をしてくれました。

そこでタイピングを身につけられる宿題にしようということになって、寿司打というタイピングゲームを宿題にすればいいということになりました。

寿司打は学校のタブレットでもできるっぽいです。(うちでも小学生の子がやってました。)

それを毎日やって、その結果をロイロノートで提出してもらうそうです。

そうすることで継続力がつきます。

 

 

3チーム目

こちらのチームも導入が非常に良かったです。

高校生の子が最近非常に上手い導入の仕方をしているので、中学生もそれをマネして導入に力を入れてくれました。

まず宿題を出す意味を「1ヶ月学校がないからその間勉強をする」「学習習慣をつける」と二つ考えてくれました。

これはだいたい誰もが思いつくことです。

そして、発表を聞いている人に「夏休みの宿題を早く終わらせる人〜」「最後の方にまとめてする人〜」「毎日コツコツバランスよくする人〜」と質問して手を挙げてもらっていました。(こうやって発表の時にみんなに問いかけるのもすごくいいです。)

予想はつくと思いますが「毎日コツコツバランスよくする人」はほぼいません。

そこで最初に言った「学習習慣をつける」という目標が達成できていないという状態になります。

そうなってしまう原因は、「2学期が始まった時に出すのでは最初にやったり、最後にやったりすることができてしまうから。」です。

「でも毎日コツコツやるのは大事ですよね?」

「だから毎日する方法を考えました。」

と言う導入でした。

そこで考えたのが、元素記号を擬人化して絵を描くという宿題でした。

元素記号の特徴やイメージから、元素記号を擬人化してそれを絵に描くというものです。

毎日ロイロノートで先生からその日描く元素が送られてきて、その日のうちに描いて提出するそうです。

元素番号1番から順番だと書き溜めができてしまう(毎日コツコツやることができない)ので、その日描く元素はランダムで送られてくるそうです。

これをすることで、元素記号に愛着が湧いて覚えやすくなりますし、毎日コツコツ勉強する習慣をつけられます。

 

 

勝負の結果は3チーム目が勝ちました。

今日の発表は非常にレベルが高かったです。

やはり発表は導入部分がかなり大切です。

どうしてもいきなり本題に入りたいですが、いきなり本題を言われても「えっ?」となって入ってきません。

そうではなく導入(問題提起)があって、それを解決するためにこういう意見にしました、という流れだと非常に納得しやすいです。

導入部分でこれだけしっかりと問題提起をしてくれたのは今回が初めてな気がします。

今後もこういう発表が続くといいなと思います。

あと3チーム目の意見は独創性があって面白いなと思いました。

私の頭ではどうがんばっても「元素を擬人化して絵にする」というアイディアは思いつかないと思います。

今ちょうど2、3年生が化学をやっているので、元素記号のことは思いつきやすかったのかもしれませんが、それを擬人化するというアイディアはすごく面白いです。

そういう突飛な意見でも導入でしっかり理由づけしてあるので、なんでその意見が出てきたんだろう?という疑問はあまり湧かず、自然と受け入れられました。

 

最近の火曜日は高校生の子が、どう発表すれば私に評価されるかのコツを掴んでいて、それに合わせた発表をしてくれます。(私の講評をちゃんと聞いて、それに合わせて発表してくれています。)

そして今日は何回かそれを見た中学生のチームも、それをマネていました。

そうやっていい発表を見て、それを取り入れられるのはすごいです。

 

あと今日はいつも水曜日のわいわい授業に参加している子もいました。

火曜日と水曜日では少し雰囲気が違って、それぞれいいところがあります。

今日はそれが少し混ざったような感じがしました。

例えばスライドの最後に「ご清聴ありがとうございました。」とつけるのは、水曜日しかやっていなかった文化ですが、今日はじめて火曜日にも取り入れられました。

逆に水曜日のメンバーはこんな感じで発表すればいいのか、というのがわかったみたいでした。

お互いのいいところを出し合って、お互いのいいところを盗んで、全体としてレベルアップしていってもらえるといいなと思います。