今日のChicora学園(6/16)

今日は休みの子が何人かいていつもより寂しい日でした。

それもあって、書くネタがないので土曜日にあったわくわく授業のことを書きます。

わくわく授業

この前の土曜日はわくわく授業がありました。

コロナでしばらく外に出られなかったので、2月の岐阜城以来のわくわく授業です。

今回のわくわく授業は「桑名市巡り」ということで、桑名の旧市街地を回りました。

2チームに分かれて、自分たちで地図を見て行動します。

チェックポイントが用意されていて、そこに行ってクイズに答える形式です。

チェックポイントは

桑名市博物館、歴史を語る公園、本多忠勝の銅像、蟠竜櫓、浄土寺、寺町商店街

の6つです。

9時30分ごろ住吉浦休憩施設をスタートしました。

天気予報では午前中は雨の予報でしたが、幸い雨もほとんど降りませんでした。(降っても小降り)

(これは雨用のコースで、本当は九華公園も行きたかったのですが、雨で下がドロドロになりそうなのでやめました)

チームに分かれてチェックポイントを目指します。

チェックポイントをどの順番で回るかもチームで自由に決められます。

制限時間内に戻って来られればOKです。

(みんな寺町の三八市で買い物をするのを楽しみにしていたので、そこで時間を取れるように、時間には余裕を持たせてあります。)

チェックポイントでクイズの答えを探します。

地図を見て自分たちで行動する経験をするという目標もあるので、先生はどこに行けばいいかの指示は出しません。

だから迷うこともあります。

上の写真は「歴史を語る公園」がどこかわからず、九華公園の案内板を見ている所。

みんなには桑名市の観光マップを渡しているので、今回のチェックポイントは全て地図に載っているのですが、

それがなかなか難しいようです。

「歴史を語る公園」は東海道を再現した公園です。

公園自体はちょっと残念な感じです(富士山が印象的)が、公園の対岸の石垣は桑名城の当時の石垣がそのまま残っているそうです。

博物館は撮影禁止なので写真はありませんが、ポスター展をしていました。

(みんなクイズの答えを頑張って探して、それ以外はあまり見ていない?(笑))

2階には刀も飾ってあって、そこは男子は少し興味深そうに見ていました。

桑名市博物館で唯一写真OKだった刀

桑名の刀鍛冶が作った「村正」です。

そして今回のチェックポイントの中で一番場所がわかりにくいのが「浄土寺の本多忠勝のお墓」です。

浄土寺は私の通っていた精義小学校区内なのですが、下見に行った時に地図なしだとちょっと迷うぐらいでした。

ましてや本多忠勝の墓は私も初めてで、本当にここでいいなかな?とちょっと不安になるぐらいでした。

でも、みんな私の予想より早くここにたどり着いていました。

2チームとも寺町は最後のお楽しみに残して(余った時間を全て買い物に当てたい)いました。

この日は三八市の日だったので、活気があります。

(私は15年〜20年ぶりぐらいに三八市に来たので、なんか昔とは店や雰囲気が変わったな〜と感じました。)

みんなは楽しそうで、各々いろいろ見たり、買い物をしたりしていました。

大判焼きを買い食いしたり

フラッと入った木材のお店で、いろいろ木のことについて教えてもらったり(結構勉強になった)

残った時間を思い思いに使いました。

ちなみにチェックポイントの蟠竜櫓(ばんりゅうやぐら)はこれです。

七里の渡のすぐ近くにあります。

2階に上がると、少し展示物があって、窓から外の景色が見えます。(晴れだときれいに見えそう)

最後ゴール地点の住吉浦休憩所に戻って来て、クイズの答え合わせをしました。

両チームクイズは全問正解で、正解の賞品の「アイスまんじゅう」をみんなで食べました。

ずっと雨が心配で、みんな靴がベタベタになるんじゃないかと心配していましたが、歩いている時間はほぼ雨が降らず、本当によかったです。

みんなは寺町で買い物できたのが楽しかったようです。

今回は無理に桑名の歴史を勉強するのが目的ではなかったので、みんなで楽しみながら、地図を読む練習ができたならそれでいいかなと思います。

そこで、本多忠勝の名前ぐらい覚えてくれればそれで十分かなと思います。

中学生には中学生の感じ方があると思いますので、それを感じてもらうので十分だと思います。

もし大人になって今回のチェックポイントに行く時があったら、おそらく別の感じ方をすると思います。

その時に「あ〜中学生の時はああ感じたけど、今はこう感じるな」と思ってもらえれば幸せです。