今日のChicora学園(1/5)年賀状の売上アップのためには?

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題は昨日と同じで「年賀状の発行枚数をどう増やすか?」です。

今日のわいわい授業は休みが多かったので、チームわけはせずにみんなで話し合ってもらいました。

ハガキの紙質を落とすという意見でした。

でも単純に全部のハガキの質を落とすのはアレなので

企業用のハガキを作って、その質を落とすというものです。

企業は大量に年賀状を出すので、少しでも年賀状代を安くしたいだろうという考えからです。

あと企業にターゲットを絞っているのは、今から個人向けで年賀状の枚数を増やすのはほぼ無理だからです。

企業は今でもまあまあ年賀状を出しているのでそこを狙っていくそうです。

紙の質を落とすだけでなく、表(宛名の方)の印刷も出来るだけ少なくするそうです。

紙の質を変えた時に値段がどれぐらい変わるかもしっかりと調べていてくれたので、説得力がありました。

具体的にはお年玉(くじ)の部分と郵便番号の部分を削るそうです。

お年玉の部分を削るのはわかりますが、郵便番号を削っても大丈夫なのか?と思ってしまいます。

でも郵便番号を削る理由がすごくて…

このお題を発表した時にうちに来た年賀状をみんなに見せていました。

うちには私立高校や業者からの年賀状が結構届きます。

そういう業者からの年賀状を見ていると、宛名がシールで貼ってあることがまあまああります。

宛名シールが貼ってあるものは宛名シールに郵便番号が書かれていて、ハガキの方には郵便番号が書かれていません。

つまりこういうこと↓

それなら郵便番号を書くマスはいらないよねという考えです。

一般の人で宛名シールを作るのは難しいので、直接印刷したり、手書きが多いので郵便番号を書く欄をなくすのはできないと思います。

でも企業用なら郵便番号を書く欄がなくても大丈夫な感じがします。

これはすごい発見だなと思いました。(私はこの考えは絶対に思いつかなかったと思います。)

だからまとめると

安い紙を使って、印刷範囲も削って印刷代も安くするということです。

それで企業用ハガキが7円ぐらい安くなって56円で売れるんじゃないか?

それならやろうという企業が出てくるんじゃないか?という考えだそうです。

今回の発表は

まずはターゲットを絞って、それに向けた作戦を考えてくれたのがよかったです。

そして紙の値段を調べてくれたのがよかったです。できるだけ詳しく調べた方が説得力が出ます。

あと、郵便番号のマスを印刷しないというアイディアはすごく感心させられました。

今回はレベルの高い発表だったと思います。

ただちょっとマイナス点はパワーポイントの字が小さくて、後ろから見辛かったこと。(パワポは普通にやると字が小さい時がありますからね。)

でもそれは次回からちゃんと直してくれると思います。