今日のChicora学園(9/11)9月のわくわく授業の行先は…

今日も帰りにみんなを送っているときにすごい雨が降ってきました。

最近急に激しい雨が降るから困りますね。

9月のわくわく授業

今月のわくわく授業が決まりました。

今回は座禅体験です。

詳しい内容はこれ

夏休み中に懇談をしていたのですが、そこで勉強に対する集中力の話がよく出ました。

そこで集中力をつけられれればいいなと思い座禅体験をすることにしました。

津市にある四天王寺というお寺で座禅体験ができます。

ここ↓

http://www.sitennoji.net/taiken/index.html

このHPを見ると、座禅40分と書いてありますが、40分は厳しいだろうなと思って

電話で予約するときに、お寺の方にそのことを伝えたら

その場で相談して時間は調整してもらえるそうです。

座禅1回でそんなに集中力が上がるとは思いませんが、「〇〇分間じっと座れた」というのは今後の自信に繋がるかなと思います。

私も座禅はしたことがなくて、初めての体験です。

京都に旅行に行くと座禅や写経ができるお寺があってちょっとは気になっていましたが、一人旅では挑戦する勇気がありませんでした。

でも今回はみんなのためにもなるかなと思い挑戦してみることにしました。

みんなに伝えたら「叩かれるやつやろ?」「足痛そう〜」などの反応がありました。

私は「こんなに長いことじっと座っていられない」という意見が多いかと思っていましたが、その意見はあまり出ず

それよりも「足が痛くなりそう」が一番多い意見でした。

「座禅は正座じゃないよ」と伝えても、そもそも(股関節が硬くて?)あの座禅の座り方をするのがかなり大変そうな子もいました。

いろいろ大変そうです(笑)

座禅も珍しい体験ですが、お茶会や法話も珍しい体験かなと思います。

お茶をいただく機会なんてなかなかありませんからね。

私もお茶の作法はなんとなく回すとかしか知りませんが、この機会にちゃんと調べてみようかと思います。

生徒さんもこの機会のちょっとでもお茶の作法を知っておくと、将来何か役に立つかもしれません。

あと、お坊さんの話を聞くのもなかなか珍しい体験です。

私もお坊さんの話を聞いたのは1回しかありません。

面白い説法で有名な京都の鈴虫寺というところでしたが、そこは評判通りすごく面白くて聞きやすかったです。

「え〜話聞くのイヤや〜」と言っている子もいましたが、お坊さんの話は校長先生の話とはまた全然違うと思いますので、なんとかなるかなと思っています。

そんな座禅体験のわくわく授業はChicora学園に通っていない方も参加できます。

興味のある方はこちらからお問い合わせください。

校長先生の話

なんか最後「校長先生の話」をディスったみたいになっていますが、校長先生の話も素晴らしいということも書いておきます。

子供のころは誰もが「集会の校長の長話なんていらん」と思いますが、でも大人になって聞いてみるといいこと言ってるな〜と関心します。

それを一番痛感したのは清林館の校長先生の話です。

塾説明会に行くとだいたいどこの学校も、校長先生が学校の大まかな説明をしてくれます。

だから説明会の校長先生の話は事務的な話が多いのですが、

清林館の塾対象学校説明会は校長先生が学校紹介以外に、集会で生徒に話すような話をしてくれます。

それが毎年すごくいい話で、ちょっと感動してしまうぐらいです。

そんな清林館の学校説明会が来週あるのですごく楽しみです。

清林館の説明会に行くのは3年ぶりで、新しい校舎に入るのも初めてです。

でも、案内を見ていると一番楽しみな校長先生の話がないような気もしますが…(校長先生変わった?)

とりあえず来週の説明会が楽しみです。

清林館の校長先生の話

私は去年のゴールデンウィークに中国福建省の福建土楼という世界遺産に行ってきました。

土楼というのはこういう丸い建物です。

敵に侵入されないように外は壁に覆われていて、門が一つあるだけです。

内側はこのように家がビッシリ入っています。

ここに行ったのは、清林館の校長先生の話のおかげです。

校長先生の話では

ここに旅行に来て泊めてもらった若者が、家の人にお礼をしようとしたら

「隣の人にお礼をしなさい」と言われたそうです。

なぜなら、そうやってみんなが隣の人にお礼をしていけば、そのお礼がいずれ自分のところに回ってくる

「情けは人のためならず」という話です。

日本のことわざでそう言ってても、本当に自分に回ってくるのかな?と思いますが、

確かにこの丸い構造なら本当に自分にお礼が回ってくるのがはっきりとイメージできます。

その話を聞いて、そんなに思いやりに満ちた世界、構造的に思いやりの連鎖が見える世界があるのかと感動して

ぜひこの土楼に泊まってみたいなぁと思って、

上海から電車を乗り継いで(ただ夜行列車に乗りたかっただけ)、

知らない町からバスに乗って、

地元のおっちゃんに案内してもらって、

日本からはるばる5日かけて(フェリー2泊、上海1泊、夜行列車1泊と無駄に時間をかけていますが、普通は1日か2日で行けます)、

実際に泊まりに行きました。

そしたら、完全に観光地化されていて、泊まれるところはホテルみたいになっていて、ちょっとぼったくりじゃないかと思う値段をふっかけられて、値切って値切ってなんとか泊まりました。

清林館の校長先生から聞いた思いやりに満ちた世界は全く体験できませんでしたが、それはそれでいい思い出になりました(笑)

まあ、要は校長先生の話は中国まで行こうと思うぐらいいい話ということです(笑)