今日のChicora学園(7/30)

今日もわいわい授業がありました。

今日初めての子や2回目の子が多かったので、全体のチームワークを高めるために

前半はみんなで話し合いながらできる人狼や月曜日もやった読み上げるだけの「あるなしクイズ」などのゲームをしました。

後半はグループワークです。

この日曜日に伊賀の忍者屋敷に行ってきました。(昨日のブログ参照

それに関連して、今回のお題は「100年後の忍者屋敷はどんなの?」です。

忍者は過去のものなので、未来には「忍者屋敷」が新たにできることはないと思いますが

侵入者をやっつけるシステムは未来でも新たなものは作られると思います。

今回はそれを考えるというものです。

チームに分かれて話し合って、発表します。

1チーム目の発表

透明のひも(赤外線)に引っかかると、AIで顔を感知して、侵入者ならアルソックに通報する仕組みだそうです。

アルソックのような警備会社を利用しつつ、そこにいかに早く正確に情報を伝えるか?を求めたものでした。

相手チームからは、「お客さんがきた時もAIは反応するのか?」という質問が出て、「お客さんならインターホンを押すだろうから、そういう人には反応しない」

「毎回帰ってきたら透明のひものトラップを避けて家に入らないといけないのか?」→「鍵を開けると自動でひもが下がる」

などの質疑応答がありました。

2チーム目

こちらも外部の警備会社を使う意見でした。

しかしそれ以外にも、二条城のように歩くと音が鳴る床にしたり、侵入者がきたら家ごと空を飛ぶようにしたり、簡単に逃げられるように引き出しにタイムマシンを設置したり、逃げたことに気づかれないようにおとりロボットをおいたり

たくさんのアイディアを出してくれていました。

それに対して「家が飛んで行ったら、帰ってきた時に家がなくなってるんじゃない?」→「泥棒が入りそうな時に浮き上がって、すぐに降りる」

「タイムマシンじゃなくてどこでもドアでよくない?」→「どこでもドアは大きいから、引き出しに入るタイムマシン」

などの質疑応答がありました。

勝負の結果2チーム目が勝ちました。

ホワイトボードだけ見ると2チーム目はわかりにくいし、一貫性がありませんが

面白いアイディアをたくさん出してくれた点と発表でハキハキ喋れていた点がよかったかなと思います。

私もこのお題を考えた時、センサーを張り巡らせたり、AIやロボットを駆使するところまでは思いつきました。

しかし家が空を飛ぶとか、タイムマシンは全く想像の範囲外でした。

大人の硬い頭では思いつかないアイディアが出ると面白いなと感じます。

二条城のうぐいす張りが出たのもちょっと面白かったですね。

みんな修学旅行とかで行って覚えているんだろうな〜と感じました。