今日のChicora学園(8/4)理科実験3
今日は理科の実験の3回目です。
今日は「サイフォンの原理について」をしました。
サイフォンの原理は知っている方は知っているかと思いますが、灯油ポンプなどに使われている原理です。
とりあえず実験をしていきます。
ストローで右のコップから左のコップへ水を移します。
右のコップに水を入れておいて、そこに水を満たしたストローをさすと水が移動し始めます。
でも、水面が同じ高さになると、水の移動は止まります。
コップにさらに水を入れたり、コップの高さを変えると、また水が移動して、結局水面の高さが同じになります。(いろいろ条件を変えて実験しました。)
そしたら「コップ三つになったらどうなるの?」といい質問が出たので、急遽ストローも増やしてやってみました。
非常にいい質問です。サイフォンの原理の実験のことを調べても、普通二つのコップでの水の移動しか載ってませんからね。
三つのコップを三つのストローで繋ぎます。
これをやってみた結果、みんなの予想通り三つとも同じ高さになりました。
ところでさっきからストローでやっていますが、ストローでジュースを飲んでいても、この実験のように水が出続けることはありません。
飲むのをやめればその瞬間に水が止まります。
普通のストローとこのストローの違いは、このストローは2本つなげています。
つなげるとどうなるかと言うと、ストローの先が水面より低くなります。
水面より低くなると水が出続けます。
普通のストローだと、飲み口が絶対に水面より上にあるので、ジュースが出続けることはありません。
でもこの長いストローで水面youtubeり低い位置で飲もうとすると…
コップに入ったお茶が出続けます。
それを実際に試しているところ↑
だから皆さんもうっかり水面より低い位置でストローを使ってジュースを飲まないようにしてくださいね(笑)
ちなみにこのストローは2つつなげないといけないんですが、隙間が空いて空気が入ると失敗するので、ストロー作りがちょっと大変です。
あと、このストロー理論上は高さ10メートルまでいけます。
つまり10メートル上までいったん水をあげて、もう一つのコップに水を移せるということです。
10メートルはさすがにできませんので、1階の水をいったん2階を通して、それで1階におろすという実験をしてみました。
これは私も試していないのでぶっつけ本番の実験です。
写真を撮るのを忘れていたので、いい写真がなくてわかりにくいのですが…
下の水槽から、ホースを通して、バケツに水を出そうとしています。
で、ホースの一番高いところを2階まであげようとしています。
ホースに水を満たして同時に栓を抜いたり、ホースの片方から水を吸ってみたり
いろいろしてみましたが、結局ホースに空気が入ってうまくいきませんでした…。
悔しいですね。
またいつか挑戦したいですね。水を満たしてちゃんと同時に両方の栓を抜けばできるとは思うんですが…。