今日のChicora学園(8/25)
夏休みの間は復習をメインに授業を進めていましたが、学校が始まったので授業で新しいことも始めました。
新しい単元に入って「俺意外とここできるわ!」と調子のいいことを言っている子もいました(笑)
それが続けばいいのですが。
ゆうれい飴
8月23、24日は桑名の浄土寺というお寺で「ゆうれい飴」を売っていました。
浄土寺というお寺はここです。
正直場所はちょっとわかりにくいです。
浄土寺には6月のわくわく授業で一度来ました。本多忠勝のお墓があります。
その時の写真
ゆうれい飴を買いに行った時は
こんな感じ。
夜なのでライトアップされています。
そのお寺で年に二日限定で売られるのが「ゆうれい飴」です。
毎年8月23日と24日の夕方〜夜に売られます。
一つ百円です。
飴は子供たちが売ってくれます。
「ゆうれい飴」という名前は昔話に由来しているそうです。
その昔話は…
昔、浄土寺の門前に「飴忠(あめちゅう)」という飴屋がありました。
桑名市のHPより
其の店に毎夜一人の女の人が来て飴を買っていくようになりました。すると、売り上げを勘定するとき必ず木の葉が一枚入っているようになりました。飴忠の主人は、女の人が置いていったお金が木の葉に代わるのだと思い、ある夜女の人の後をつけました。すると、その人は浄土寺の墓地に消えてゆきました。
気味が悪くなった主人は、翌朝寺の住職と共に墓地に行ったところ、ま新しい墓の中から赤ん坊の泣き声が聞こえました。驚いた二人が墓を掘ると、飴を買いに来た女の人に抱かれた赤ん坊がいました。幽霊が飴で赤ん坊を育てていたのです。母親を哀れんだ住職と飴忠の主人は、女の人を手厚く葬りました。
赤ん坊はその後すくすくと育ったということです。
幽霊が買いにきたという噂で飴忠は有名となり、地蔵盆には飴に小麦粉をまぶしたものを売り、人々はこれを「幽霊飴」と呼びました。
ここに載っています。
https://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/24,11220,234,410,html
日本昔ばなしでも放送されたようで、youtubeで調べるとその動画が出てきたりします。
意外とこの話を知っている子もいました。
私は今調べて知りました。
浄土寺は私の小学校の校区で、子供の頃にはゆうれい飴を買いに行った記憶もありますが、もう由来などはすっかり忘れてしまっていました。
二十年ぶりぐらいにゆうれい飴を買いました。
これを三つ買ってきてみんなに配りました。
一つ一つは大きくて、すごく硬いので
それを砕いて細かくしてみんなに配りました。
みんなが食べた残り
初めて食べる子が多いので「どんな味?」と恐る恐る食べる子が多かったですが
食べてみると「甘い」「おいしい」と好評でした。
これをきっかけにちょっとでも桑名のことを知ってもらえると嬉しいです。
まあ、多くの子が「飴がおいしい」という思い出しか残らなそうですが…(笑)