今日のChicora学園(4/27)交通死亡事故0の日は次いつ来る?
今日もわいわい授業がありました。
お題は先週の水曜と、昨日と同じ「次交通死亡事故が0件になる日は何年後に来るか?」「30年後の交通事故での死者数は何人か?」です。
チームに分かれて話し合って、発表をしてもらいました。
1チーム目


死亡事故0の日が来るのは20年後、30年後の死亡事故件数は1日あたり3件(年間1095件)という予想でした。
20年後の理由は某車メーカー(スバル)がCMで言っていたからだそうです。
調べたらスバルは2030年に交通死亡事故を0件にすることを目標にしているそうです。

話し合いの時にパソコンなどは使っていないので、正確さは別に求めていません。
正確さよりも自分たちの考えや、それを伝えることを求めているので、スバルの受け売りではなく自分たちなりに考えられるともっとよかったかなと思います。
もちろん、今回のスバルの広告のようにいろんな意見を知っておくのも大切なことですし、それを元に話を膨らませていけるようになると最高だと思います。
30年後の死亡事故件数を3件とした理由は、自動運転では死亡事故0になっても手動運転の車が残っているからだそうです。
2チーム目


こちらは死亡事故が0になるのは26年後、30年後の交通事故死者数は平均200人と予想してくれました。
26年後の理由は、今まで53年間交通死亡事故が毎日あったので、その半分ぐらいで26年としたそうです。
200人の理由は、30年後には技術が発展して平均150人〜250人ぐらいだろうからその間で200人としたそうです。
勝負の結果は2チーム目が勝ちました。
発表の仕方がうまかったのがポイントです。
発表でホワイトボードに貼ってくれた紙も色を使い分けたりして今までで一番見やすかったです。
1チーム目も色使いを統一していて見やすかったです。
1年生は3月4月と2ヶ月わいわい授業をやってきて、発表の仕方は非常にうまくなってきたと思います。
あとは内容も深められると最高の発表になると思います。
ちなみに私は次に交通死亡事故が0になる日は2025年の4月ごろ(4年後)ではないかと考えました。
ちゃんとエクセルで確率を計算しました。(みんなはパソコン使わずに考えているのでちょっとずるいですが)
去年2839人亡くなっているので、それはつまり1時間あたり0.324人亡くなっている計算です。
つまり1時間あたり事故で誰か一人でもなくなる確率は32.4%、それを元に1日で事故が起こる確率を求めていきます。
あとここ10年ほどは交通死亡事故は年間200件ほどのペースで減っているので、今後も年間200件減り続けると仮定して計算しました。
すると2025年の4月ごろに死亡事故0になる日の期待値が1になるので、それぐらいまでには0の日が来るだろうということです。
もっと詳しく言えば2025年4月までに死亡事故0の日が来る確率が63%ほどです。2025年の4月後に来る確率も36%ほどあります。
この確率の計算は高校までいかないと習わないので、今のみんなではここまで求めるのは不可能ですが、
それでもこういう予想する系のお題では少しでも計算式を出せると説得力が増すかなと思います。
その後みんなで株のデモトレードをしました。

先々週買った日立の株がちょこっと(8千円ぐらい)下がっていたので、売って、新しい株を買っていました。
連休明けどうなっているかな?