今日のChicora学園(2/18)中3の進路決め
今日で光陵はテストが終わって、陵成はテスト前最後の平日でした。
明日、明後日も開校するので、テストまでまだ授業はありますが。
もちろんですが、光陵の子たちは今日は誰も来ませんでした。みんな羽を伸ばしているんだと思います。
陵成の子たちはテストに向けて頑張っていました。いつもより真剣さが高かったように感じます。
今週は1、2年生はテストで大変ですが、3年生も大変でした。
3年生は今週は学校で三者懇談があって、そこで県立高校の願書を書いてきました。
これがほぼ最終決定です。(倍率が出てからまだもう一回出てから出願先を変えることはできます。)
人生のかかっている大きな選択です。(人生がかかっているは言い過ぎだと思いますが。)
最初から決まっている子もいますし、今週まで迷った子もいます。
先週、今週で進路についての面談を何回かしました。
その面談の中で印象的だったのは「どうなるかわからんから選べない」という言葉でした。
それを言われた時に確かにそうだなと思いました。
高校に行ってどうなるかなんて誰もわかりませんからね。
でも、(これは私もその子に言いましたが)大人から言わせてもらうと、それが当たり前、選択するということはそういうこと、だと思います。
大人になると将来がわかっている状態で選択することなんてほぼないと思います。
「選択」というのは将来どうなるかわからないけど、選ぶ。そして、選んだことに責任を持つ。
人生はそういう「選択」の連続、むしろ「選択」の結果が積み重なったものが人生なのかなと思います。
大人としてはそれが普通の感覚なのかなと思います。

しかし、よく考えてみると、15歳の中3だとまだそういう「選択」をほとんどしたことがない。
だからまだ「選択」という感覚がわからないのかなとも思います。
中3は大人の感覚とは全然違う感覚で「選択」をしているのかもしれません。
でも、中3の子たちには、これからこういう大きな「選択」が何度も訪れることになります。
だから大きな「選択」にも慣れていってほしい(完全に慣れはしないだろうけど)なと思います。
たぶん今まで私は100人以上進路の面談はしていると思いますが、こんなことにしみじみ気付いたのは初めてです。
その子がすごく迷っていて、捻り出して言った言葉が「わからない」だったのですごく考えさせられましたね。
今回はすごくポエムみたいなことを書いてしまい恥ずかしいのですが
今週こうやって中3生は一歩大人に近づいたのかな?と思います。