今日のChicora学園(10/15)ディベート部始動
今日もだんだんとテストが返ってきました。
1年生は前回が初回ということで簡単だったので、今回は点数が下がるのは覚悟していましたが、私が思っていたほど下がらないかもしれません。(まだみんな3科目ぐらいしか返ってきてないのでわかりませんが)
今日は陵成の中3のテストをたくさん見せてもらえました。
陵成中3の数学は後半に応用問題が畳み掛けるようにきているので、大変そうですね。最初に全体を見ずに前から解いていくと、3枚目を見た時に「え〜」となりそうなボリュームです。お腹いっぱいなのにさらにステーキが出されたみたいな感じです。でも意外と最後まで辿り着いてちゃんと解いてる子が多いので、見た目ほど大変ではないのかもしれません。
陵成中3の国語は時間が厳しかったのかな?うちの子は俳句の鑑賞文をしっかり書けてる子が少なかったです。(そもそもうちの中3は全体的に作文がちょっと苦手そうですが…)定期テストでは観賞文のように時間のかかる問題は後回しにするのは作戦としては正解だと思います。
陵成中3の社会は公民がちょっとクセがある感じかな?まだ公民は習ったところが少ないので仕方ないのかもしれませんが…
陵成中3の理科は作図問題が多くて暗記だけで乗り切ろうとした子にとっては大変だったかもしれませんね。(そもそも今回は暗記だけで乗り切るのは厳しい範囲ですが。)でも作図問題はあまり難しくなさそうなので、そんなに問題はないかと思います。あとは苦手な子が多いイオンの問題をどれだけ解けるかが勝負だと思います。うちの子は意外とイオンもできていたので、イオンもそんなに難しくないのかもしれません。
陵成中3の英語はクセもなくすごく標準的な問題だと思います。英語のテストのお手本って感じです。教科書本文問題がちょっと少ないかなとも思いますが、この範囲は文法問題をたくさん出したい気持ちはよくわかります。そこまで難しい問題もなさそうです。
実は夏休み前まで陵成中3の生徒はいなかったので、今回初めてこの学年のテストを見ることができました。
だからいろいろ書いちゃいましたけど、バランスの取れたクセの少ない問題を出す先生が多いのかなという印象を受けました。
ディベート部始動
今日から「ディベート部」をはじめました。
毎週木曜日にディベートだけを行う時間を作ることにしました。
ディベートの大会で全国大会に行くことを目標にしています。
普段のわいわい授業は目に見える目標がなく(大人になってから役に立つという長期的な目的はありますが)、生徒さんによっては何のためにやっているのがわからない場合もあります。
(まあ、わいわい授業はみんな楽しそうにやっているので、それだけで十分かと思いますが)
しかし、ディベートの大会は目に見える目標があるので、それに向かってがんばっていけるかなと思います。
普段のわいわい授業でもディベートを行っていますが、準備発表まで含めて3、40分のすごく簡単なものです。
本当のディベートはもっとしっかりと調べて、その証拠を元にしっかりと案を練って、それでようやくディベートを行います。
そういうところがしっかりできるのも普段のわいわい授業との違いです。
今日は第一回目なのでディベートとは何か?を話ました。
しかしみんな話を聞いているだけではつまらないし、みんなで議論をしたくて来ている子も多いので
お題を出して、意見を考えてもらいました。
お題は「陵成中の図書室に『鬼滅の刃』のマンガを置くべきか?」です。
初めは「図書室にマンガを置くべきか?」にしようと思っていましたが、すでにマンガは置いてあるということだったので、変更しました。
今回はいつものわいわい授業と違い、チームで考える時間をしっかりととり
チームで考える時間にパソコンなどで情報を調べるのもありにしました。
そしていきなりディベートはせずに出た意見をお互いに出し合ってみて、それについてさらに意見交換をしました。
お互いのチームで出た意見を発表、議論中。
普段のわいわい授業よりだいぶ深く話せていると思います。
でもまだお互い「こうなりそう」「〜と思う」など説得力にかける意見が多いです。
そこをもっといろんな資料やデータを用意できると説得力がましてくるかと思います。
その辺りの説得力を高めるための資料集めは、わいわい授業ではやっていない未知の領域なので、徐々に慣れていってもらえば良いかなと思います。
次回も資料集めを続けながら議論を深めていきたいと思います。