理科実験 その1 電気分解と炎色反応

7月26日に理科実験をしました。

今回は電気分解と炎色反応についてです。

ちょうど中3が理科で電気分解などを習っていて、やってみたいという意見があったので、やってみました。

 

電気分解を知らない子(中1以下)もいるので、まずは電気分解を知ってもらおうということで

塩の電気分解をしました。

塩水に炭素棒の電極を入れて、電気を流していきます。

↑電源装置を操作して電気を流しています。

すると炭素の電極の近くに泡が出てくるのが観察できます。

これで、塩水に電気を流すと、何か泡が出るということがわかりました。

 

次にその泡が何か調べるために泡をペットボトルに溜めます。

赤い方はすごくたくさん泡が出ていて中が白くなっています。

白い方も泡が出ているのがわかると思います。

そして、赤い方に溜まった火をつけてみます。

すると音を立てて激しく燃えます。(爆発)

この瞬間を写真撮るのは難しいんですが、うまく撮れた子がいたのでその写真をもらいました。

爆発したということは赤い方に溜まった気体は水素です。

白い方はプールの消毒のような匂いがするので、塩素です。

 

 

次に炎色反応をしました。

色々な粉末を燃やしていきます。

綿に燃やしたい粉をかけて、その上にアルコールをかけます。

そして火をつけて色の違いを観察します。

ここからもうまく写真が撮れた子からもらった写真。

塩はナトリウムが入っているので黄色になります。

でも写真だとオレンジっぽく見えます。

味噌汁などを吹きこぼした時にコンロの火がオレンジになるのもこの炎色反応のせいですね。

乳酸カルシウムはその名の通りカルシウムが入っているのでオレンジになります。

写真だと火の元は紫っぽいですが、先の方はオレンジになっているのがわかると思います。

ホウ素は緑色になります。

ミョウバンはカリウムが入っているので紫色になります。

これは教科書通りの色が写真にも写っているので良かったです。

他にも砂糖や青のりなど教室にある気になる粉を色々燃やしました。

色が変わるのは今あげた写真の物質ぐらいです。

全体がきれいに色づく瞬間は少しので写真を撮るのが大変です。

 

 

あともう一つ炎色反応をするために電気分解をしました。

塩酸(トイレ用洗剤)に銅板を電極にして、電気を流します。

すると片方の銅が溶けていき、もう片方から気体が出ます。

銅が溶けるのもすごいんですが、銅が溶けてできた塩化銅水溶液が今回ほしいものです。

この銅を溶かす電気分解の写真は撮り忘れた…

(基本的に実験の時は私も色々したりしているので、あまり写真が撮れない…)

 

そしてそのできた塩化銅水溶液を燃やしてみると

銅が溶けているので青色になります。

実験が終わった後も塩化銅水溶液の残りがあったので、色々実験してる子がいて

うまく燃やせば、こんな感じで「アニメに出てきそうな青い火を手から出してる風の写真」も撮れます。

結局たくさんつけてたくさん燃やすことがいい色を足すコツみたいですね。

 

 

 

今回の実験は爆発があったり、色が変わったり、化学を知らない小学生でも楽しめた実験じゃないかな?と思います。