今日のChicora学園(7/22)お・も・て・な・し
今日もわいわい授業がありました。
今日はまずグループワークからしました。
今日のお題は「夏休みをインドアで過ごすか?アウトドアで過ごすか?」です。
インドア派とアウトドア派に別れて話し合いました。
まずはチーム内で意見をまとめて、1回目の主張をします。
その後質問をしあって、最後にもう一度主張してもらいました。
インドア派の発表
アウトドア派の発表(アウトドア派は少なくて、先生も入ってもらいました)
しっかりとルールを決めてディベートをするのはまだ数回目ですが
今までで一番しっかり意見が出ましたし、いい勝負でした。
インドア派の意見は「安全」「涼しい」と言うのが主な意見でした。
それに対して「飽きないのか?」「体によくないのではないか?」など質問が出ていました。
アウトドア派の意見は「いろんなことができる」「体にいい」と言うのが主な意見でした。
それに対して「熱中症の危険がないのか?」「怪我をしてしまうのではないか?」など質問が出ていました。
相手側の意見や質問を受けて最後にもう一度主張してもらいました。
インドア派は「涼しいところで過ごしたい」と1回目の主張を繰り返す形になってしまいました。
一方アウトドア派は「ゲームや漫画は移動中もできる」「水分補給や塩分をちゃんと取れば熱中症にはならない」「プールや流しそうめんなど熱中症とは関係ない遊びも多い」としっかりと相手の意見に反論できていました。
勝負の結果アウトドア派が勝ちました。
やはり相手の意見を聞いて、それに対してちゃんと反論できたのがポイントが高いです。(先生が入っていたので、ちゃんと聞いて反論すると言うことができました)
1回目の主張の時点では発表もうまく甲乙つけがたかったですが、2回目の主張で差が出てしました。
最近月曜日のメンバーは発表のレベルが上がってきて、大学生の先生にも引けを取らないように感じますが、
相手の意見を聞いてそれに対して反論する力はまだ大学生の先生にはかなわないようです。
今までチームで話し合って発表することが多かったので、相手の意見を聞く練習はあまりできていなかったです。
やはり大学生の先生という比べる対象ができたので、良い点やまだまだの点が見えてきました。
外国人をおもてなしするには?
今週の木曜日から4連休があります。(うちは木金はいつも通り開いているのですが)
この4連休は本来ならばオリンピックの開会式が開かれていたはずです。
オリンピックは7年前の2013年に東京に決まりました。
その時に流行語になったのが滝川クリステルの「お・も・て・な・し」です。(ちなみに2013年に流行語大賞になったのが「今でしょ」「倍返しだ!」「じぇじぇじぇ」「おもてなし」の4つです)
本来なら今頃外国からの人たちをおもてなししていたはずなんだと思います。
ということで、今回のテーマは「外国人をおもてなしするなら、どうするか?」です。
全く日本と関係なさそうな国の人がいいなと思って、適当にガンビアという国にしました。
場所はここです。(セネガルの中を通る川の両岸が国土の周りを全てセネガルに囲まれている変な形の国です)
みんなガンビアという名前は初めて聞いたようですし、私もガンビアの知識は全くありません。
言葉も文化も考え方も全くわからない相手をどうおもてなしするか?を話し合いました。
いつも通りチームに別れて話し合って発表します。
1チーム目
地図帳や社会の教科書でガンビアのことを調べていました。(でもほぼ情報はありませんが)
しかし英語とフランス語を話していることはわかったようで、それなら言葉はスマホで変換できるのではないかという意見でした。
また通じなくても絵を書いたりして意思疎通をはかるそうです。
おもてなしの方法は桑名の名所に連れて行って、桑名の名物を食べてもらうそうです。
言葉で書くとあっさりしていますしホワイトボードの情報量も少ないですが、しゃべりがうまかったです。
ちゃんと説明があって喋りの情報の密度は濃かったです。
それに対して相手側の先生から「アフリカは識字率が低いところもあるのでスマホで変換しても読めない可能性がある」となかなか厳しい質問が出ていました。
それに対しては絵を書いてコミュニケーションをすればいいと答えていました。
2チーム目
こちらも言葉に関しては絵や通訳の機械を使うというものでした。
このチームのよかったのは、相手がどんな人かわからないので、いきなり準備したものを出すのではなく
ベッドか布団か選べたり、試食してもらって食べられるか確認してもらってから料理を出したり
相手のことを探りながらおもてなしをするというところが面白かったです。
しかし「桑名っぽさはどこですか?」と質問されて、それにうまく答えられていませんでした。
勝負の結果
1チーム目が勝ちました。
やはり発表が淀みなくスラスラできていたところ、相手チームの「桑名っぽさ」がいまいちわからなかったことが勝因です。
でも、これも今までの中でいい勝負でした。
ちなみに今のスマホのグーグル翻訳は文字が読めなくても、お互い音声だけで翻訳できます。
というより、むしろ文字入力での翻訳はあまり役に立ちません。
なぜならマイナー言語(日本語も)は入力方法がわからないからです。
中国に旅行に行った時、スマホの翻訳を使ってくれる人が多かったです。
その時に文字で入力しようとしても、中国で中国人が使っているスマホに日本語入力の設定なんてありません(多分あるだろうけど、すぐにどうやって設定するかわからない)
だからみんな音声入力です。
よって識字率が低くても問題はありません。