今日のChicora学園(4/2)自己紹介しよう

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題は…

もうすぐ学校が始まります。

新しいクラスになるとまず一番初めに自己紹介をします。

でもみんなあんまり自己紹介は好きではありません。

でも、普通なことを言うだけでは印象に残らず新しい友達を作りにくいです。

かといって変に目立とうとするとたいてい滑って終わりです。

そこで今日のお題は「いい感じの自己紹介をしよう」です。

でも自分の自己紹介をするのは難しいので、誰か有名人などみんなが知ってる人が自己紹介するとして(その人になって)考えようというお題です。

令和に生きている人なら、芸能人でもアニメキャラ(令和に放送された)でも学校の先生でも誰でもいいとしました。

そしてその自己紹介で気をつけたことも発表してもらいました。

ただ自己紹介するだけじゃなくて、何かクラスのみんなに印象に残るような工夫が欲しいですからね。

 

 

1チーム目

このチームは寺田心くんで自己紹介をしてくれました。

今日のお題は誰を選ぶかは評価対象ではありません。

自己紹介のどこに工夫を入れるかです。

このチームはまずは出身地など普通の自己紹介をして、最後に「天才子役です」「両親が離婚しました」印象に残るようなことを受け加えてくれました。

また「天才子役です」と自分でいうことで、それでウケるかも知れません、でもちょっと嫌味っぽく聞こえたりする可能性もあります。

そのときに「両親が離婚した」と自虐ネタを入れることで、嫌味を打ち消すこともできます。

両親が離婚した話は、国語の授業のスピーチで誰かが言ったことが印象に残っていたそうで、それに似たようなことを入れてくれたそうです。

確かにそういう自虐ネタは嫌な印象を与えずに、みんなの印象に残りやすいかなと思います。

 

 

2チーム目

このチームはピカソを選んでくれました。

ピカソを選んだのは名前が長いからです。

自己紹介は1分程度するように条件をつけていたので、長い名前だと自己紹介の時間を名前を言うだけで潰せます。(1分は意外と長いので)

そして、名前が長いと印象に残りますからね。

でも前提条件に「令和に生きてる人」という条件がありました。

ピカソはもちろん令和には生きていないので(1973年に死んでいます)条件に当てはまりません。

そこでウィキペディアを改ざんしていました。(実際には改ざんしていません。編集だけして送信ボタンを押す前のところのスクリーンショットを撮っていました)

このチームはウィキペディアの編集の仕方を調べたり、そちらに時間がかかり過ぎてしまいました。

あまり良くはないですが、自分の意見のために世界の方を変えてしまおうという発想は面白いですね。

 

 

3チーム目

このチームはさんまさんで自己紹介をしてくれました。

このチームが気を付けてくれたことは「ネガティブなことは言わない」「自慢話をいっぱい書かない」ということでした。

さんまさんだと自慢話もいっぱいあるでしょうけど、あまり自慢話をするとクラスのみんなに反感を買いますからね。

 

 

 

今回一番よかったのは3チーム目です。

1チーム目もかなり迷いました。

3チーム目の方が自己紹介の内容もしっかりと調べていた気もしますし、気をつけたポイントもしっかりと話てくれていました。

1チーム目は、「両親が離婚しました」というのはいい感じに印象に残りました。

それだけをシリアスなトーンで言ったら、みんなに心配されるだけであまりいいことはありませんが

その直前に「天才子役です」と言っているのがいいなと思いました。

上げて、落とすみたいなちょうどいいバランスで印象に残るんじゃないかな?と思います。

 

 

1チーム目も3チーム目も言っていましたが、やはり自己紹介で自慢話をするのはあまり印象がよくないですね。

そしてどのチームもそうでしたが、大体普通のことを言って、最後にちょっと印象に残りそうなことを言うだけでいいかも知れませんね。

最初から印象に残ることに全振りだと浮くと思いますので、最後の一言ぐらいで色を出すのがいいのかな?と思います。

今回の発表で分かったことを元に、新しいクラスでうまく自己紹介をしてほしいですね。

まあ、中学校だとみんな自己紹介苦手なので、先生が自己紹介のフォーマット作ってくれるので、そんなに困ることはないと思いますが…。