今日のChicora学園(3/8)今週からゼミ授業スタート!
今週から本格的にゼミ授業を始めました。
ゼミ授業は今まで現中3で試験的にやっていましたが、今年度から本格的にスタートします。
ゼミ授業は問題を解いて、みんなの前で解き方を発表する授業です。
人に説明するのが一番効果のある勉強法だと私は考えています。
新しく始まりましたが、現中1、現中2、はわいわい授業をやってきているので、特に問題なくできました。

現中2の授業の様子↑
初回ですが、わからない問題もみんなで話し合いながら授業を進められました。
まずは一人で発表しますが、わからなかったり間違えていたりしたらみんなで話し合って、みんなが理解するまで話し合います。
だから結構時間がかかります。
今回の現中2の授業は、たぶん私が教えたら10分ぐらいで終わりそうな問題数でしたが、みんなが納得するまで話し合って80分使いました。
解く時間が30分ぐらいありましたが。その時間から相談OKにしているので、みんなで相談しながら解いていました。
授業が終わる5分ぐらい前になって意見が分かれてどちらが正しいのか話し合いになりました。
もう一人見ていた先生が「これ面白いから絶対に何にも言わんとこ」と言っていました。
それぐらい見ている方は面白いです。
その問題は先生がどちらが正しいか一言言えばすぐ終わる話なのですが、授業時間が終わってチャイムがなっても、自分たちで結論を出すまでずっと待ちました。
(上の写真はその時のもので時計は21時53分を指しているので3分オーバーしていますが、話し合ってる様子です。)
最終的に自分たちiPadで調べて、どちらの意見が正しいか一応結論を出していました。
いかに先生が答えを教えているか、考える時間を奪っている(短縮している)かがわかりました。
全部が全部こんな授業をしてたら全く時間が足りないので先生に教えてもらうのも必要ですが、こうやって時間をかけてじっくり考えるのも必要だと思います。
そして一番心配していたのは新中1(現小6)です。
心配していたというのは私が心配していたのではなく、小6のみんなが心配していました。
「何するの?」「公開処刑やん」などかなり不安そうでした。
小学生はわいわい授業もないので、こういう話し合う授業はほぼ初めてで不安が大きかったんだと思います。
授業が始まる前はみんな表情が固かったです。
が、実際に初めてみたら予想以上に上手くいきました。

問題を解く段階で教え合っていたり、「発表自信ないなら台本作っときな」とか、
通っている小学校はバラバラで今まで接点が少なかった子同士も協力できていました。

発表も思ったより上手くできていました。
慣れていけばもっと上手く発表できるようになると思います。
何より、みんなで話し合いながら楽しくやってくれたのが一番良かったです。
終わる頃には最初の緊張はどこかに吹き飛んでいました。
ただ、今回は初めてなので授業中に問題を解きましたが、次回からは問題を宿題で解いてきてすぐに発表します。だから宿題が出されることには「そんなの聞いてない〜」と文句を言っていました(笑)
これからだんだん慣れていって、発表が上手くなっていくといいなと思います。
これができるようになったら、学校の授業でも発表に関して相当自信がつくんじゃないかな?と思います。