今日のChicora学園(12/28)母音しか話せなくなったら?
今日は今年最後の開校日でした。
年末だからか冬休みにしては人数が少なめでした。
最終日ですが、今日もわいわい授業がありました。
今日のお題は「母音しか話せなくなったら学校はどうなるか?」です。
このお題は3週間に他の曜日でしましたが、火曜日だけしていなかったので、このお題にしました。
1チーム目



母音しか話せなくなったら筆談をするそうです。
また発音ができなくなるので英語や音楽などの声を出さないといけない科目は書くことしかできなくなります。
ただ音楽は演奏や曲の鑑賞はできそうです。
2チーム目




こちらはまず母音しか話せなくなったらどうなるか?を実際に書いてくれて
そこからどうなるか?を考えてくれました。
まずは筆談することになるでしょうが、それはめんどくさいから手話をしようとしますが、それも覚えるのが大変なのでロイロノートを使って授業をするのではないか?と考えてくれていました。
そうやって順を追って考えるのはいいですね。
そしてロイロノートで授業をするとした時のメリットデメリットを考えてくれました。
そして最後にまとめも持ってきてくれました。
勝負の結果は2チーム目が勝ちました。
2チーム目の方が発表の仕方、内容の深さ共によかったです。
このお題は前も少し書いたのですが、「筆談」や「手話」は結構すぐに思いつきます。
だからそこからどれだけ深掘りできるか?が勝負です。
その面では2チーム目の方がしっかりと考えていてくれたと思います。
また2チーム目は発表の流れもよかったです。
まず問題からわかること「『授業を始めます』→『ういおうおあいえあう』」に変わるなど誰でもわかることでも導入として書くのはいいですね。
セミナーとか行っても、それぐらいの前提は知ってるよ、というようなことでもちゃんと言いますからね。
そこで聞いている人の意識を合わせるのは大事なのかなと思います。
そして、いきなり結論を出すのではなく、ロイロにたどり着くまでの流れを示してくれたのもよかったです。
そうやってようやく本題に入って、その後まとめを持ってきたのもよかったです。
この流れはプロのセミナーとかでも使っているような流れで非常によかったと思います。
今後もこのように発表の流れも気にしてもらえるといいなと思います。