今日のChicora学園(10/25)ペッパーくんを改良するなら?
今日、明日は陵成の3年生は修学旅行です。
しかし、あいにくの雨でかわいそうです。
まあ、今日は鳥羽水族館と海の博物館と建物の中を回るのがメインなので、まだよかったですね。
スペイン村の日に雨だったら最悪だったと思います。
3年生がいないので、教室はいつもよりちょっと寂しかったです。
わいわい授業
今日もわいわい授業がありました。
今週のお題は「ペッパーくんがクビにならないように、新しい機能を3つつけよう」です。
ソフトバンクが売っているロボット「ペッパー」が生産中止になっています。(サービス停止ではない)
導入した企業でもいい使い道が思いつかず、3年の契約を更新しない企業が多いみたいですね。
言い方は悪いですが、ペッパーくんがもっと役に立てば契約を更新してもらえたのでしょうが、思ったほど役に立てなかったんだと思います。
みんなも役に立たない理由をいくつか言っていました。
でも、それは今のペッパーくんだからダメなのであって、何か新機能をつければまた契約してもらえるかもしれません。
そこで、ペッパーくんがクビにならないように、ペッパーくんに新機能を3つつけてあげようというお題です。
今日は3年生がいなくて二人だけでしたので、チームにはわかれず話し合ってもらいました。
まずはペッパーくんを改造する目的を考えてくれました。
目的は「学校の昇降口に置く」「生徒、先生に便利な機能をつける」と学校で役立つ機能を考えてくれました。
じゃあ、その目的を達成するためにどんな機能をつけるか?というと
①検温機をつける、②霊夢の顔にする(写真の右上にあるイメージの通り)③出席機能をつける
の3つだそうです。
①は検温を忘れた人向けに昇降口ですぐに測れるように
②の霊夢の顔にするは、今のペッパーくんは顔があまりかわいくないから、可愛くすればもっと人気が出るのではないか?という考えから
③の出席昨日は生徒がいつ来たかわかっていいそうです。
私は③の生徒がいつ来たか?のデータをとる必要があるのか?がよくわかりませんでした。
質問したら「朝練とかあったり、いつ来たかわかった方が先生たちもいい」らしいです。
私は8時半のチャイム鳴ったときに教室にいるかいないかだけなんじゃないか?と思っちゃいますが。
でも、パワーポイントを使って紙を作ってくれたので、非常に見やすかったです。
このお題を伝えたとき、私は考え方のヒントとして「今のどんどんクビになっているのは何かペッパーくんに欠点があるから、だからペッパーくんの欠点を探して、それを改善すればいいと思う」と伝えました。
しかし、今日は私が伝えたものとは、また別の切り口から考えてくれていました。(私はその切り口は全く想定していなかった。)
その切り口とは「学校で使う」という、まず初めに使う場所、ターゲットを決めてしまうという切り口です。
確かにペッパーくんはいろんな企業で使われています。
それらを全部考えていると、いろんなニーズがあるからキリがない。
だからターゲットを一つに絞って、それに合わせて考えるのは全然ありですね。
学校に合わせて作れば、学校だけでなく学校に似た施設(塾とか、このアイディアなら普通の会社でも使えそうですね。)などにも広がる可能性は十分にあります。
私はまずターゲットを決めるという考えにちょっと驚きましたし(想定してなかったから)、その切り口は非常にいいなと思いました。
3つの機能は私はちょっと腑に落ちなかったところもありますが、それでもかなりいい点をつけました。
もう一人先生もいましたが、もう一人の先生もかなりいい点をつけていました。
ちなみに1チームだけで時間に余裕があったので、もう一人の先生も発表をしてくれました。
急遽発表することになったので、準備時間が少なかったのでホワイトボードに書いてある内容は少ないのですが…
マイカルなどのショッピングモールでのインフォメーションの受付嬢を想定して発表してくれました。
内容は①監視カメラをつける②場所検索機能(これは受付としては絶対に必要です)③あとワオンなどポイントがたまるミニゲームができる機能をつけるそうです。
時間の問題もあり内容はまだ練り切れていない部分もありますが、それでも話し方はうまいですね。
話の抑揚、身振り手振りなど、話の内容以外の部分がうまいです。
だから伝わってきます。
私は話の内容も大事ですが、中身以外の話し方などもすごく大事だと思っています。
まだ中学生ではそこまで考えられていないように思いますが、そういうところもできるようになるともっといい発表になるかなと思います。
もっとわかりやすく書くと
ブログに載せるように発表してる時の写真を撮るわけですが、その時いい感じ(発表してる感、動きがある)の写真を撮りたくて、ちょっとしばらくスマホを構えています。
でも、みんな棒立ちで発表していることが多いので、動きがある写真を撮るのが難しいです。
私はやっぱり発表するときは、動きがあった方がいいと思っています。
だからみんなも話の内容以外の部分も意識していけるようになるといいなと思います。