今日のChicora学園(10/19)都道府県魅力度ランキングを作るなら?
今日もテストが返ってきました。
中3のこの時期に数学で自身過去最高点を取ってくれた子もいてうれしかったです。
わいわい授業
今日はわいわい授業がありました。
今日のお題は…
この前都道府県魅力度ランキングが発表されていました。
その結果が低かった群馬県の知事が怒っていましたね。
みんなにその話をしたら「そんなお遊びみたいなランキングで怒るなよ」と言っていました。(私もそう思います。)
でも、まあ、群馬県の「『魅力度』というあいまいな項目だけで評価されている」という言い分も理解できます。
もうちょっといろんな項目を作ってそれの合計なら多少は納得できると思います。
と、いうことで今日のお題は
「群馬県知事も納得できる都道府県魅力度ランキングを作ろう」
です。
全都道府県のランキングを作るのは時間が足りませんので、四国4県のランキングを作ってもらいました。(さっそく群馬県関係なくなったけど)
1チーム目
1位:愛媛、2位:香川、3位:高知、4位:徳島 の順番でした。
このランキングは「食べ物」「交通の弁のよさ」「この時期のおすすめスポット」の3項目に分けて評価をしていました。
そしてその評価の仕方は、それぞれネットでランキングを調べてそれをもとに決めていました。
例えば食べ物は「ぐるたび」というサイトを見て、そこの1〜10位に入っていた個数で順位を決めていました。
交通の便のよさはGoogle マップを見て道の多さを調べたそうです。
そしてそれぞれの項目で順位を出して、1位は5ポイント、2位は4ポイント、3位は3ポイント、4位は1ポイントとして計算していました。
その合計で総合順位を出していました。
結構しっかりと考えてくれているなという印象でした。
しかし「ポイントの付け方、特に4位だけ1ポイントと3位と2ポイントも差があるのはなんでですか?」という質問にうまく答えられていませんでした。
しかし1位4ポイント、2位3ポイント、3位2ポイント、4位1ポイントとして計算しても順位は変わらない、とすぐに計算し直して説明していました。
2チーム目
このチームは「納得できるランキングを作る」というところを重点的に考えてくれました。
なので、いきなりランキングを出すのではなくランキングを作るためのアンケートについて説明してくれました。
こんな感じのアンケートをとるそうです。
各県の食べ物、観光スポットについてアンケートを取って、ランキングを作るそうです。
こうすれば群馬県知事でも納得のいくランキングが作れるんじゃないか?ということでした。
でもこのアンケートは実際には取れないので、ランキングは自分たちで予想したものを発表してくれました。
1位:高知、2位:香川、3位:愛媛、4位:徳島 でした。
この順位はあくまで予想なのでチームのメンバーの主観で決めたそうです。
ちょっとは各県の名物を調べてくれて、それをもとに決めたそうです。
高知はカツオのたたき、香川はうどんなど。
勝負の結果は1チーム目が勝ちました。
今回は「ランキングを作る」というのがお題でしたので、ランキングを作って、それに納得のいく理由を添えられるかがポイントでした。
2チーム目の「納得のいくランキングのシステムを作る」というのは面白い目の付け所ですが、今回の趣旨からは少し外れています。
まずは、お題に合った発表をすることが一番大事ですので、2チーム目の点数は低くなってしまいました。
ただ、1チーム目も純粋によかったです。
内容も私が予想していた以上にしっかりしていますし、発表もうまかったです。
実はこのお題は先週の水曜日にする予定でした。
水曜日は2年生が多いので、都道府県のことを詳しく知るのはテスト勉強にもなるかなと思って用意していたお題です。
でも結局先週の水曜日はテスト前で参加者が少なくわいわい授業がありませんでした。
だから今週に持ってきたわけです。
で、火曜日は1年生が多いので、都道府県のことはちょっと知らないことも多い状態でした。
でも今日の1チーム目はたまたま2年生が二人いて、四国はちょうどこの前のテスト範囲だったので
その辺も有利だったかもしれませんね。
交通の便のところで本州四国連絡橋のこともあげてくれていたので、それはテスト勉強のたまものかなと思います。
そうやって学校で習った知識も活かしていってもらえるとうれしいですね。