今日のChicora学園(8/2)理科実験その2
今日は理科実験がありました。
今日の実験内容は「駐車場の土から土器を作ろうその2」「レンズを使った実験」です。
まずは先週の続きで「土器を作ろう」をしました。
先週駐車場の土からねん土を取り出すために、ザルを使ってれきを取り除いて、バケツに砂とねん土が入った状態にしました。
1週間前はねん土が水に溶けていて、泥水の状態でしたが、1週間置いてねん土がかなり下に落ちて水が透き通りました。
ちょっと影になっていてわかりにくいですが、ねん土が完全に下に落ちて、水が透明になっています。
ここから水を捨てて、表面のねん土だけ取り出します。
水を捨てるときに、そっと捨てないとねん土が舞い上がって、1週間おいたのが全て水の泡になります。
そして、バケツの底の方にたまった、トロッとした部分を乾かす用の容器に入れます。
バケツには砂とねん土が溜まっています。
ねん土は一番上の薄い層だけです。
ちょっと下は砂なので、砂が入らないように上のトロッとしたところだけを容器に移します。
ここもねん土の下に溜まっている砂が入ると、土器ができなくなるので慎重に行います。
容器に移したら、これをまた1週間乾かします。(今の時期は二日もあれば乾きます。)
そして、来週乾いたねん土に水を足して、いい感じの硬さになるように、土を練ります。(作り方を調べると結構練らないといけないっぽい)
後半はレンズの実験をしました。
今回は珍しく教科書に載っているような実験をしました。
中1で習うレンズの実験です。
ろうそくを立てて、レンズを通してスクリーンに像を映します。
その時にろうそくからレンズの距離、レンズからスクリーンの距離がどうなるか?などを測りました。
ちなみに実験中の写真はこれだけです。
なぜかというとろうそくでも実験したのですが、スマホでも実験をしたからです。
ろうそくの代わりにスマホを置くと、スクリーンにスマホの画面が映ります。
スマホの画面だと上下左右が反対になっていることがわかりやすいです。
あと、ろうそくだとゆらゆらするので、ピントが合わせにくいですが、スマホは動かないので、ピントも簡単に合わせられます。
スマホの弱点は光が弱いところです。
私は実験の練習をいつもみんなが帰ってから夜にやっています。
ですので、部屋を簡単に真っ暗にできて、スマホの光でも十分実験ができていました。
しかし、昼にやったら雨戸を閉めても明るくて(上の写真見たいな感じ)初めスマホだとうまくいきませんでした。
でも、スマホの画面を明るくすればいいという単純なことに気付いて、明るさをマックスにしてみたら、できました。
だからろうそくでやってみた後はずっとスマホで実験をしていました。
私は理科の教科書にそのまま載っているような実験はあまりする気がない(結果がわかっているから)のですが、今回は教科書に載っているようなことをしました。
事前にみんなに伝えていた内容は「空中に浮かぶ映像をつくろう」でした。
↓こういうのを教えてもらって、みんなでこれを作ればいいかなと思っていました。
http://www.kagakunosaiten.jp/convention/pdf/2021/012.pdf
映像が飛び出すってすごくインパクトがあるじゃないですか、これができたらすごいな〜と思っていました。
でも、実際に作ってみたら、ただ大きく見えるだけで飛び出しはしていませんでした。
これではみんな驚かないと思い、結局これはせずに、普通のレンズの実験にしました。
でも「飛び出す映像」と言ってしまった以上
何かしら飛び出す映像がほしいところです。
で、いろいろ調べて最後に苦肉の策でちょろっとやった実験が
おたまを使って飛び出す映像を見るというものです。
黒い紙の真ん中に空中に映したいものを印刷します。
そして、その映したいものをおたまの中心の上に持っていきます。
そして、おたまに映った写真を見ると、写真が浮き上がって見えます。
「おたまに映ってるじゃん」と思うと、浮いているように見えないので、ボーッとみましょう。
写真ではわかりにくいですが、直接見るとまあまあ浮いているように見えます。(写真だとうまく撮れないけど)
みんなも「あ〜、見えるといえば見える」みたいな微妙な反応をしてくれていました。
そんなもんです。
この実験はすごく簡単にできますが、あまり期待しないでください。
ちなみに今回おたまは1個だから微妙ですが、おたまを二つくっつけるとかなりきれいに3Dで浮き上がります。
アマゾンにこういうのも売っています。
これだと文句なしできれいに空中に映像が浮かび上がります。
私は今回間に合わなかったのでこれは買いませんでした。
(あとこれしか使い道がないから、みんながすぐ飽きそうだし、今後使う機会がなさそうだから買う気が起こらない。)
という感じで、今回は私(まだ知らないこと、新しいことをやりたい)としては、ちょっと微妙な回でしたが
普通に中1理科の復習としてはいい、勉強になる回だったと思います。