今日のChicora学園(7/25)理科実験1 豆腐、チーズを作ろう
今日は理科の実験をしました。
毎年夏休みは3回理科実験をしています。
今日はその1回目でした。
今回の実験内容は「豆腐やチーズを作ろう」です
さっそく豆腐を作っていきます。
豆腐作りは簡単で、豆乳を70度ほどに温めてにがりを入れるとできます。

豆乳の重さを計って、にがりを入れていきます。
それをレンジでチンします。

1分半ぐらい温めると、もう豆腐の出来上がりです。

豆腐と言っても、スーパーで売っている豆腐とは程遠い形です。
みんなも「え?」って感じでした。
これをコーヒーフィルターで濾して、絞って、水分を飛ばします。

すると豆腐ができます。
店で売ってる豆腐はこれを集めて、型に入れているのできれいな形になっています、絞っただけならこんな感じです。

↑できた豆腐の味見。
ぶっちゃけあまり美味しくないですね。
でも、最初みんなに、にがりをなめてもらっていました。
にがりは名前の通りめちゃくちゃまずいです。まずいだけならいいですが、そのまずさがしばらく口に残ります。
みんな「そんなまずいもので作った豆腐なんて、絶対まずい」と言っていましたが、豆腐になるとにがりのまずさは全部なくなります。
しかし味がありません。

だから醤油をかけて食べていました。
で、とりあえず豆腐が作れることがわかったので(私が一人で予備の実験をしていたときは一回も成功しなかった)
にがり以外のものでも豆腐ができるのか?の実験をしました。

いろんなものを豆乳に入れていました。
お酢にレモン汁、コーラに醤油、牛乳、角砂糖と教室にあるものをいろいろ入れていました。
それを一気にレンジでチン

結果はレモン汁とお酢を入れたら固まって豆腐ができていました。
豆腐ができる原理は、高校の化学で習いますが、コロイド溶液の凝析ですね。
親水コロイドに電解質を入れると凝析します。
だから電解質の物質(水に溶けるとイオンに別れる)を入れると豆腐ができるはずです。
レモン汁とお酢は電解質の物質なので、私の予想通りです。
まあ、みんなはまだコロイドなんて習ってないので(高2で習う)この予想はできなくても仕方ないですね。
コーラも電解質なんですが、電離度が低いのでできないんでしょうね。コーラがどうなるかは私もわかっていませんでした。
次にチーズを作ります。
これも豆腐と同じ原理でできるので、実験方法は豆腐とほぼ同じです。
牛乳を70度ほどまで温めて、そこに何かを入れます。
そうすると固まるので、それを取り出せば、フレッシュチーズというチーズの出来上がりです。

温度を測りながら牛乳を温めます。
急に温度が上がらないように湯煎します。

70度になったら火を止めて、レモン汁を入れます。
そうすると、すぐに上の写真のように牛乳が分離しはじめます。
それをコーヒーフィルターで濾して、絞ると

チーズの出来上がりです。
このチーズは普通のチーズと違って、クリームのような食感です。
そして、味がありません。
みんなこれも「え?チーズっちゃうやん」って感じでした。
でも、匂いだけはめちゃくちゃチーズで、食べる前はみんなすごく期待していました。
だから匂いと味の落差が激しかったです。
ただ、これに塩を入れると美味しいことがわかって、塩を混ぜて食べていました。
これも豆腐と同じく、いろんなものを牛乳に入れてチーズになるか試しました。

牛乳にコーラ、豆乳、片栗粉、お酢、醤油、マヨネーズ、角砂糖を入れていました。
それを一気に温めます。
このラインナップで固まったのはお酢だけでした。

↑お酢を入れてできたチーズ
牛乳が固まる条件は豆乳とはちょっと違って、pH4ぐらいにならないといけないそうです。
だからpHが低い(酸性が強い)ものしかできないっぽいです。
このチーズの作り方に関しては高校の化学の教科書にも出てこないので私も詳しいことは知りません。(豆腐のことは化学の教科書に書いてある)
豆乳→豆腐、牛乳→フレッシュチーズは両方ともコロイドの凝析のはずですが、ちょっと条件が違うみたいですね。
今日来ていた子たちには凝析とか詳しい話は難しいのでしなかったのですが、高校生なら豆乳と牛乳にはどんな違いがあるか?とか調べると面白いかもしれませんね。
実は無脂肪牛乳も買ってきたので、それで同じ実験をすると結果は変わってくるかもしれませんね。(今回は時間がなくて無脂肪乳は使わなかった)
と、私はなんでだろう?って思っていたのですが、
みんなは単純に楽しかったみたいですね。
やっぱり食べれるというのは面白いですね。実験なので美味しい必要はないですし。
それに、豆乳や牛乳に何を入れるかは、完全にみんなに任せました。
酢とレモン汁だけは成功するだろうと思っていたので、その二つだけは事前に買ってきて目立つ位置に置いておいておきました。(半分誘導)
それ以外はみんなでわいわい話して、何を入れるかを決めていました。
好きなものを入れられるのは楽しいですよね。
学校の実験だと結果がわかっているから、ほとんど好きなことができませんが
とりあえず気になったことをなんでもやってみるのは大事ですね。
自分たちで好きなようでできれば、別に失敗しても楽しいですからね。
学校の理科の実験だと、自由にいろいろ試すことより、結果がわかっていてその結果通りになるような実験になってしまいますからね。
それに比べると楽しかったと思います。
だから今日は今までで一番みんな自主的に動いて実験をしてくれていました。
この雰囲気はすごくよかったので、次回もみんなの好奇心を抑えこむことのない実験をしたいと思います。


