今日のChicora学園(5/10)学校で人との接触を減らすには?

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題は「学校で人との接触を減らすにはどうすればいいか?」です。

大阪の方では緊急事態宣言が出て学校がオンライン授業になっていて(一部学校に来て授業も受けてる)、でも給食だけは学校に食べに行ってるみたいですね。

一番感染リスクが高い給食だけ食べに行くのは本末転倒のように思えます。

でも、学校で給食を食べさせて欲しいという保護者の要望を叶えつつ、生徒同士の接触を避けるためには

この一見おかしな方法しかなかったのかなとも思います。

そういうこともありますので、学校で人との接触を減らす工夫を考えてもらいました。

今回から一人増えて3人になりました。3人で話し合う?と聞いたら、一人ずつ考えて発表したいということでしたので、一人ずつ発表してもらいました。

一人目

午前授業だけにする、部活の時間を短縮するということでした。

またシステムだけではなく設備面も窓をできるだけ開放する、アルコールスプレーを設置するというハード面も考えてくれました。

この発表でよかった点は、ソフト面とハード面を分けて考えられているところですね。

中学校の段階でソフト面、ハード面に分けて考えるような機会はあまりないですので、そういうアプローチができるのはいいですね。

また、発表の最後にまとめを持ってきたのも今までにはなかった手法でよかったです。

二人目

午前登校グループと午後登校グループに分けて一度に教室に入る生徒数を減らすという案でした。

給食は午前グループも午後グループもみんなで食べますが体育館や未使用教室を使って出来るだけ人口密度を下げるそうです。

また午前に学校に来る人たちは午後はオンライン授業、午後に学校に来る人たちは午前オンライン授業とするそうです。

運動部はマスクをつけながら、文化部は1日おきにするそうです。

3人目

発表中の写真を撮るのを忘れてしまいました…。

こちらも分散登校をするそうです。

クラスを3つに分けて、3日に1回登校するそうです。

しかし休みにすると大阪のように「給食を食べさせて欲しい」という希望が出流可能性があるので

「お昼ご飯を作る」という課題を出して学校の宿題の一環にしてしまうという作戦です。

あと部活は3時間までにして、時間を短くすることで接触する時間を減らすそうです。

先生の投票の結果、二人目の子が勝ちました。

月曜日はいつも発表のレベルが高いです。

大きな声ではっきり話して、はじめに何を発表するかなど発表の流れも掴みやすいので内容が入ってきやすいです。

アイディアもうまく考えていたかと思います。

感染リスクが最も高いのが給食ですが、給食は食べさせて欲しいという保護者の要望があります。

その矛盾する点をいかに攻略するかが今回のポイントかと思います。

そこで3人目の子の発表にあった「お昼ご飯を作るのを課題にする」というのは個人的には面白いなと思いました。お昼ご飯を家で作るという弱点を学校の課題に昇華できたのはよかったかなと思います。