今日のChicora学園(4/20)ウクライナに支援を送るなら?
今日もわいわい授業がありました。
今日のお題も昨日と同じで「ウクライナに支援を送るなら何を送る?」です。
ウクライナに千羽鶴を送ったことで、それは無駄なんじゃないか?という議論が起こっていたので、それに関連してのお題です。
ことの発端はたぶんこのツイートですね。
これを見たみんなは「送ってもいいんじゃない?」という意見が多かったです。
今回はこれがお題ではないのでしっかりは話をしなかったのですが。
今日のお題は最初にも書いた通りで「鶴を送ると文句を言われるから、文句の言われないものをウクライナに送ろう」です。
ただしなんでもなんでも送れるわけではなくて自分たちで準備できるものという条件をつけました。
1チーム目



3Dプリンターを送るという意見でした。
3Dプリンターは銃が作れるということで問題になっていました。
でもそれは戦争で命が狙われて困っている人には助けになることかもしれませんね。
なかなかいいアイディアかと思います。(人を殺すためというより、自衛のためにいいなと思います。)
値段もちょっといいやつで3万円なので、みんなでお金を出し合えば買える値段だそうです。
しかし3Dプリンターは材料も高いです。その材料をどうするかが質問された時に「材料も自分たちで買って送ります」と言っていました。
2チーム目



こちらは野菜とマスクでした。
ウクライナの食文化について調べて野菜を選んでくれたそうです。
ウクライナでは野菜が不足していて、野菜ならウクライナでも食べられているので、料理に困るということはなさそうです。
コロナは今でも世界中にあると思いますので、マスクはどこの国でも必要かと思います。(もう欧米では日本ほど熱心にマスクをつけてないかもしれませんが…)
野菜はウクライナまで運んでいる間に鮮度が落ちるんじゃないか?という質問が出ていました。
それは冷凍して送るそうです。(でも冷凍で送るとかなり費用がかかりそうです。)
勝負の結果は1チーム目が勝ちました。
1チーム目の方が値段などしっかり調べて、具体的な機種まで調べてくれていたので、よかったかなと思います。
2チーム目の野菜は面白いですが、現実味が低かったかなと思います。
実際海外から野菜はほぼ輸入されていませんからね。
加工されたものや日持ちするものは輸入されていますが、野菜そのものでの輸入はほぼないと思います。
だからウクライナに野菜を届けるのは結構大変かと思います。
そういうところは社会でも直接は習わないでしょうけど、現実的に難しいかなとか考えられるようになるといいですね。
社会の入試問題とかそういうところを考えて説明させるような問題が出たりしますからね。