今日のChicora学園(3/3)県立高校後期選抜倍率発表!

火曜日なので今日も編み物教室がありました。

編み物教室は11時半までなので、生徒さんには11時半オープンと伝えてあったのですが

11時過ぎには来始めて、11時25分ごろには結構まあまあの人数がいました。

11時45分から一生授業をして

お昼タイムです。

今通っている子の兄弟も来ているので、今までで一番多い人数で食べました。

中学生は慣れているので各自がすぐに食べていましたが、小学生はみんなでいただきますをすると思っていたようで「お兄ちゃんフライングしてる〜」と言ってきちんとみんなを待っていました(笑)

でも、小学生はすぐに馴染みますね。

今日初めて来たとは思えないぐらい馴染んでいました。

これは午後の一斉授業の様子

午前は私がしているので、なかなか午前の写真は撮れません。

この後もいつも通り授業がありました。

3月から新しく入った子も何人かいるので、今日初めて授業する子もいました。

でも、今いる子たちは新しい子を見かけると「何年生?」「どこ中?」と聞いて、新1年生とわかると「部活どうする?うちの部活いいよ」と早速勧誘を始めます(笑)

初めての子はみんな緊張気味ですが、みんなが話しかけるので比較的早く緊張もほぐれています。

我々大人が緊張をほぐそうと頑張ってもなかなか難しいですが、生徒同士なら簡単です。

そういうところをみんなが何も言わずにやってくれるので、こちらは助かります。

そういう雰囲気がすごくいいなと思います。

個別指導だとどうしても「一人で教室に行って、一人で授業を受けて、一人で帰る」というパターンが多々ありますが、Chicora学園はそういうことが少ないです。

その方(多くの人と繋がりがある方)が教室に行こうという気がわきますからね。

県立高校後期倍率発表

2月28日に高校入試の後期倍率が発表されました。

この発表を見て志願先を変更することができるので、まだ最終倍率ではありません。

ただ、志願先を変更する人はあまりいません。

ましてや今年はコロナウイルスで中3生も学校に行けていないので、変更する人はほぼいないのではないかと思います。(変更は学校の先生を通すので)

倍率は三重県のHPに乗っています。ここ↓

https://www.pref.mie.lg.jp/KOKOKYO/HP/m0204200029_00042.htm

ここの「令和2年度三重県立高等学校後期選抜志願状況(2月28日更新)」から見られます。

私がまとめているものも載せておきます。

気になる倍率のランキング

みなさん気になるのはどこの学校の倍率が高いかだと思いますので

「学科・コース別ランキング」「学校ごとランキング」を作りました。

学科・コース別ランキング(倍率が高い順)

1位:川越高校国際文理 3.23倍

ここは毎年高いので、当然の結果で、特に言うこともないぐらいです。

3倍を超えても特に驚きはありません。

上の学科は普通科にスライド合格できますので、とりあえず上の学科・コースに出願しようという子が多いので、志願者が集まります。

2位:四日市高校国際科学コース 2.93倍

3位:四日市南高校数理科学コース 2.73倍

4位:桑名高校理数科 2.70倍

ここの3つは川越でも書いたように、学科・コースがダメでもスライド合格があります。

だからみんなとりあえず上の学科・コースに出しているので倍率が上がります。

ここまでは順当なので書くこともないぐらいです。

5位:四日市中央工業電気科 2.11倍

ここは何でこんなに倍率が上がったのかよくわからないです。

四中工の電気科は12月の事前調査の段階、前期の段階、共に志願者は47人でした。

そこから22人前期受かったはずです。

だから残りの志願者は47-22=25人ほどになりそうです。

しかしそれが後期になって38人に増えています。

なぜ急に増えたのかは謎です。

その他気になった学科・コース

四日市農芸高校は生活文化、生産科学、食品科学共に高いですね。

特に生産科学、食品科学のくくり募集は倍率が高いです。(生活文化はいつも倍率が高いので、そこまで驚かない)

農芸の食品科学は12月の事前調査でも前期でも人気があったのでそれの影響でしょうね。

でもよく考えると

前期の生産科学志願者35人+食品科学志願者77人=合計112人

前期合格者は生産科学22人+食品科学22人=合計44人

だから112人志望していて、そのうち44人合格したわけです。

残りの112人−44人=68人です。

でも後期に志願したのは55人なので、13人ぐらいは前期を受けたけど後期は(諦めて?)受けない子がいるわけです。

倍率が高いようですが、前期に比べれば倍率は低くなったと思います。

まあ、元々倍率が高くなかった生産科学の志望の人は、食品科学の煽りを受けて損しているのは変わりないですけどね。

後、桑高の普通科もちょっと気になりますね。

上の学科やコースがある高校は普通科はだいたい定員割れになります。

しかし今回の桑高の普通科は1倍を超えています。

そんなに理数科はイヤなのかな?

あえて普通科で受ける子の意見は「無理に上のコース行ってもついていけなかったらどうしよう」「勉強の量が普通科より多いから大変そう」というようなものです。

実際はあまり差はないですが、特に高3になるとほとんど差はないように感じます。

普通科でもできる子はできるし、できない子はできません。

そういうちょっと慎重になるところが桑高生っぽいですね。(勝手なイメージ)

川越の子は勉強に対してがむしゃら感があるので「とりあえずコースで出しとけ」という判断

四高と南高の子は「1%でも可能性があるならコースに出しておいて損はないな」という冷静な判断

っていうイメージです。(私の個人的な意見です)

学校別倍率ランキング(倍率が高い順)

1位:四日市中央工業高校 1.49倍

四中工が1位になるのは珍しいです。

上で書いた電気科の倍率が高いのもありますし、それ以外にも設備システムも高く、全学科1.2倍を超えています。

工業高校は各学科の定員が少ないので、数人に志願者で倍率が大きく変わります。

そのため、倍率が高い学科、低い学科がでてきます。(年によって結構変わる)

高い学科があっても他の学科が低くかったりして、学校全体でみると倍率が落ち着くことが多いです。

しかし、今年は学校全体で1.49倍とかなり高いです。

なぜこんなに高くなったのかはよくわかりません。

2位:四日市農芸高校 1.33倍

ここも上に書いたように生産科学、食品科学、生活文化の倍率が高いので

学校全体の倍率も高くなりました。

生活文化は毎年高めですが、今年は食品科学がなぜか人気がでたので倍率が上がりました。

農芸が倍率上位に入ってくるのも珍しいです。

3位:いなべ総合学園 1.30倍

いな総は毎年人気があるので、これぐらいです。

例年通りという感じなので、あまり書くことはありません。

4位:四日市工業高校 1.29倍

ここも四中工と同じく珍しく倍率が高いです。

特に四日市工業は学科が多いので、倍率の高い学科、低い学科がいろいろでてきて、学校全体で平均するとあまり高くならないのですが。

四中工も四日市工業も電気系が人気です。(電機電子は少ないけど)

なぜなんでしょう?

桑名工業をみるとそうでもないので、全国的な人気などではなさそうですが。

5位:桑名高校 1.29倍

桑高が1.3倍近くいくのは珍しいです。

上で普通科の倍率が高いと書きましたが、学校全体の倍率が高いことを考えると

自信なくてもダメもとで受けている子もいるのかもしれませんね。

そのせいで普通科の倍率が高いのかもしれません。

その他気になった高校

川越ですね。

「川越どうした?」と言いたいです。

川越は毎年、倍率上位なのに。。。

こんなに倍率が低いのは珍しいです。

川越の倍率の低さからも、桑高をダメもとで受ける子が多いのかもしれませんね。

桑高を諦めて川越を受ける子も多いので、今年はそういう子が少なくて、みんな挑戦している年なのかもしれません。

(さっき書いた桑高=慎重は全然当てはまってない(笑))

四日市西も定員割れも驚きです。

何で人気なくなっちゃったんだろう?

通いにくいというのはありますが、四日市の子にとっては中堅の高校ですので、レベル的には受験しやすい子も多いと思うのですが。

よくわかりません。

全体を見ても1.2倍を超えている高校が多いように感じます。

そして定員割れの高校も多いです。

だいたい1.0〜1.2倍が一番多いですが、今年は1.0〜1.2倍の高校はわずか4校です。

人気のある高校とそうでない高校の二極化が起きているのかな?

それともいろんな学校の定員が毎年徐々に減らされていることに関係しているんでしょうか?

それともみんな自分の行きたい高校にチャレンジするようになったのでしょうか?(私立でもいいという覚悟を持って受験する)

経済状態がいいときは私立でもいいという人が増えますが、そうでないと安い公立に行きたいという人が増えます。

最近はメリノールや津田など頑張ってる私立高校もありますからね。

そういうところに魅力を感じて私立でもいいという人も多いのかもしれません。

倍率は年によって波がありますので、理由を考えてもわからないところも多々あります。

それにまだこれは最終倍率ではないですからね。

これを見て変更する子もいますし、当日休む子も若干いますし。(コロナでどういう影響がでてくるかもわかりませんし)

最後まで何が起こるかわかりません。

だから受験生のみんさんは倍率なんて関係なく、最後まで自分を信じて頑張ってほしいと思います。

ここに書いたことは全て私の今までの経験による感覚です。

今年の倍率以外は正確なデータ等はありません。