今日のChicora学園(3/27)道徳の教科書に載せるなら誰?
今日もわいわい授業がありました。
いつもメインのお題に入る前にウォーミングアップで論理的に考える問題を出しています。
その問題も火曜日と水曜日は同じなのですが。
今週出した問題は
飛行機は飛ぶ時普通タイヤをしまって(折りたたんで、フタを閉めて)飛びます。

飛んでる時に下から見たら、普通タイヤは見えません。

しかし一部の飛行機はタイヤがむき出し(フタがない)になっています。
フタがないと空気抵抗がかかって、燃費も悪くなります。
それでもあえてフタなしにする理由があります。
それはなぜでしょう?という問題です。
これを私に質問をしながら、みんなで考えます。
今日は答えが分からずギブアップしていましたが、昨日は正解まで導けていました。
この問題の答えは一番下に書きます。
今日のお題は昨日と同じで「道徳の教科書に載せるなら誰?」です。
詳しくは昨日のブログをご覧ください。
1チーム目



このチームはオズワルドの畠中を選んでくれました。
畠中は最近腎臓がんになって、手術に成功してましたね。
だからそれに関して何か苦労話もあるだろうということで、選んでくれました。
2チーム目



このチームはまず道徳を学ぶ目的を調べてくれました。
文科省のサイトで道徳の教科書は何を目的に作られているかも調べてくれました。
その中で「自分で決めたことは、粘り強くやり遂げる」という項目に注目して、選んでくれました。
大坂なおみの写真が載っていますが、選んでくれたのは大坂なおみではなく、うちの生徒です。
大坂なおみの写真がその子に変わるようになっています。
そのうちの生徒は、自分の好きなことをやっているので、それが「自分で決めたことは、粘り強くやり遂げる」に合うだろうということでした。
それを通して、信念を貫き挑戦することの大切さを教えるそうです。
勝負の結果は1チーム目が勝ちました。
論理的で内容も深かったのは2チーム目ですが、選んだ人がちょっとネタに走っていたので、総合的に見て1チーム目が良かったかと思います。
1チーム目のオズワルドの畠中は意外でしたね。
もっと有名な人がくるかなと思っていましたが、意外なところをついてきました。
でも、この前手術したというニュースがあって、ホットなところをついてきたなと思いました。
意外性は昨日の3チームも含めた中でも一番高かったと思います。
今回の問題の答え
タイヤを冷やすためにむき出しにしているそうです。
飛行機の速度はすごく速いので一回の離着陸でタイヤの温度がすごく上がります。
短距離の路線だと、タイヤが冷える前に着陸することになり危険なので、上空の寒い空気に当ててタイヤを冷やすそうです。
一方普通の長距離路線だとフタを閉めていても、フライト時間が長いのでその間にタイヤが冷めていきます。
だからタイヤをむき出しにしているのは短距離路線の飛行機だけだそうです。