今日のChicora学園(2/24)インドで何か料理屋さんをするなら?

テストが終わったので、昨日一昨日の月火が休みだったので、久しぶりの開校でした。

と、言ってもテストに向けて土日開けていたので、いつも通りの二日休みなのですが。

しかも昨日はわくわく授業があったので私はあまり休みという感じはしなかったのですが。(月曜日に面談もした。)

それでも正規の授業は4日ぶりです。

早速テストの結果を少し持ってきてくれました。

今日持ってきてくれた子は結構上がっていたのでよかったです。

まだ数が少ないのでなんとも言えませんが、心配だった子たちも上がっていたので、全体としてもいい結果になっているといいなあと思います。

インドで何か料理屋さんを開くなら?

今日のニュースを見ていたら、インドのココイチでインド人の客の割合が日本人の割合を超えたときう記事を見ました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c64709262ffb43ca1c329f18681869752bd7e238

ココイチは去年の8月にカレーの本場のインドに第1号店を出店していました。

そこまでは知っていましたが、ココイチのカレーがインド人に受け入れられているかどうかまでは知りませんでした。

そこでこういう記事が出たので、徐々に日本のカレーが認められるようになってきているのではないかと思います。

海外で日本食を売るのはなかなか大変だと思います。

味だけでなく、材料の仕入れ、食文化、宗教などいろんな問題点があってそれらをクリアしていかないといけませんからね。

ということで、今回のお題は「インドで飲食店をするなら何にする?」です。

海外には結構日本食のお店があって、寿司、ラーメン、和食、天ぷら、焼き鳥のお店はまあまああります。

だからそれ以外で考えてもらいました。

その前にまずはインドは宗教上食べられないものがあるので、それをみんなで確認しました。

インド人はヒンドゥー教で、神聖な牛は食べられませんし、不浄な豚も食べません。また魚もダメだったり、卵がダメだったりするみたいです。(そこら辺の細かい基準は人によるみたいです。)あと生のものも食べません。

それらの食べられない食べ物を踏まえて、あと寿司やラーメンなどすでに出店していそうなお店はなしで考えてもらいました。

1チーム目

タピオカでした。

理由は日本でブームが来たからインドでも売れるんじゃないか?ということです。

そして、インドではお茶をたくさん作っているので、そのお茶を使ってミルクティーが作れます。

あとは手軽に買える(手軽に出店できる)というところもいいかと思います。

ココイチのようにちゃんとした食事だと、お客さんも店に入る勇気(美味しいのかどうかわからないものに1食分のお金を使うのはチャレンジ)が必要になりますし

店を出す側も設備もしっかりしたものを準備しないといけません。

でもタピオカ屋なら、買う側ももしハズレでも安いしいいかと思えますし、店を出す側も冷蔵庫が置けるだけの小さい店で十分です。

だから手軽に買えるというのはお互いにとってメリットになるかと思います。

2チーム目

おにぎりでした。

(前で発表した時のホワイトボードの写真をとるのを忘れたので、発表前のメモ…)

確かにおにぎりは手軽にできる日本食でいいかもしれません。

簡単に種類も増やせて、すぐに飽きがこずに選ぶ楽しさもあります。

インド人に合わせた(食べられる)具材を考えるのがちょっと大変そうでした。

しかし、日本のお米はもちもちしているので、おにぎりのようにまとめられますが

インドのお米はパサパサでおそらくおにぎりはできません。

その点を質問されていましたが、そこをうまく答えられていませんでした。

ちなみに後から調べたら、インドでは魚だけでなく海藻もダメな人がいるようです。

ヒンドゥー教では川は聖なるもので、海は不浄なものだそうで、海のものは食べない人もいるそうです。

また、海の魚はダメだけど、川の魚はOKという人もいるみたいです。

インド人の食文化は複雑…

勝負の結果

1チーム目が勝ちました。

1チーム目の方がいろいろと考えていてくれましたし、実現しそうな感じがすごくします。

2チーム目のおにぎり屋は実際にやってみようとすると難しいかもしれません。

また発表の仕方も1チーム目の方がよかったです。

でも2チーム目に発表してくれた子はいつもより発表がうまく(大きい声で聞きやすく)なっていました。

そういう成長が見られるのはすごくいいことだと思います。

今後もどんどん発表がうまくなっていって欲しいなと思います。

株に挑戦してみよう

またニュースを見ていたら、サッカーの本田圭佑が「『学校でお金のことを教えるべき』と言っていた」という記事を見ました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/441b8500086ccec59e39a3135315656b9aa1b5d8

これは私もそう思っていて、子供のうちからもっとお金のことを教えるべきだと思います。

外国では中高生のうちからお金のことを学んでいるという本もまあまあ見ます。

前から塾の中でそういうお金のこともちょっとはやっていきたいと思ってはいましたが、なかなか行動はできずにいました。

そこで、わいわい授業の中で株のデモトレード(デモなので実際のお金はかかりません)をすることにしました。

毎週ちょっと時間をとって、メンバー全員でどの株がいいか話し合って、実際にデモトレードをしていこうと思います。

実はコロナ休みで午前中開けていた頃、少し株のデモトレードをして意外ともうかっていました。

そこまで詳しく知らなくても、意外と儲かったりします。

中学生でも知っている会社は多いですし、知っている会社だけでも十分株取引はできるかと思います。

(私もちょっと株やっていますが、有名な会社しか持っていません(株主優待狙いなので))

「株」と聞くと「難しい」「損する」「怖い」などマイナスイメージを持つ人もいて、なかなかとっつきにくいところでもあります。

でも、中学生のうちから少しでも仕組みに慣れておくと、投資に対してフラットな目で見られるようになるんじゃないかと思います。

実際にお金をかけて投資するかは大人になって自分で決めればいいと思います。

でも、「知らないから、怖いから、やらない」はもったいないと思います。

そういうマイナス面を今のうちからなくしておくことは大事だと思います。

ということで、今日から株のデモトレードをしようと思ったのですが

株の説明をしていたら時間がなくなったので、デモトレードを始めるのはまた次回です。

でも説明中も「グーグル買っとけば余裕じゃない?」「〇〇の株は買える?」など、どういうところの株を買えばいいのかみんなの中ではイメージが出来上がっているようでした。

そういう感じで経済にちょっとでも興味を持ってもらえるとうれしいです。

説明中に「先週30年ぶりに日経平均株価が◯万円を超えたけど、いくらかわかる?」と質問しましたが

これはみんな全然わからないようでトンチンカンな答えが多かったです。(3万円と言っても全然ピンと来ていなかった。)

それが今のみんなの経済の理解度です。

でも中学生の経済への興味ってそんなもんだと思います。

そこから少しでも興味を持ってちょっとでも理解度が上がっていくといいなと思います。