今日のChicora学園(1/12)犬猫の販売禁止に賛成?反対?
今日もわいわい授業がありました。
今日のお題も昨日と同じで「日本のペットショップでの犬猫の販売を禁止すべきかどうか?」についてのディベートです。
犬猫の販売禁止派と販売容認派に分かれてディベートをしてもらいました。
まずは犬猫販売禁止派の主張から
・衝動買いをして捨てる人がいるから、それを防止できる。
・捨てる人が少なくなると 「捨てられる→繁殖する→病気になる→狂犬病になるかも」 という悪い流れにならなくてすむ。
・殺処分される犬猫が減る。
・殺処分は税金で行われているので、税金が無駄にならずに済む。
というようなものでした。
次に犬猫販売容認派の主張
・孤独な人でも犬がいればハッピーになれる
・孤独で自殺する人が減るかもしれない
・衝動買いをする人がいるかもしれないが、それは法律を定めたり、ペットショップでの申し込みから買うまでの期間(考える期間)を設けたりすれば解決できる
というようなものでした。
お互い主張を発表してから質疑応答をしました。
禁止派への質問は狂犬病の質問が多かったです。そもそも狂犬病がどんなものかわからない子が多くて、ちょっとわかりにくかったのかもしれません。
容認派への質問はペットショップで買うまでの流れ(申し込んで、何日か後に実際に買いに行く)についての質問が多かったです。
相手の主張や質疑応答を受けて最後にもう一度主張をしてもらいました。
次は容認派からです。
容認派は新たな主張は特になく、1回目の主張を繰り返すだけになってしまいました。
最後に禁止派です。
・ペットショップでの販売を禁止にして、ブリーダーから直接買うようにする
・ブリーダーから買うような人は本気でペットを飼いたい人だろうから、ペットが捨てられたり虐待されることも減る
と新たな主張を付け加えてくれました。
勝負の結果は
反対派が勝ちました。
やはり2回目の主張の時に新しい意見を出せたのがよかったですね。
ただ2回目の主張で新たな意見を出すには、その前の質疑応答が盛り上がる必要があります。
お互いが違う考えをぶつけ合う中で、よりよい考えが出てくると思います。
その面で今回は両チームちょっと質問が少なかったように思います。
ディベートはあまりやっていなかったので、まだなれていないところも多そうです。
しかし意見を出さないことには始まらないので、慣れない形式でも臆せず意見を出せるようになってほしいですね。
ちなみに今回は写真を撮り忘れました。
ディベートは口だけですので、私もお互いの主張を聞くのに一生懸命なので、写真をとるのを忘れてしまいます。
普段のパワーポイントの発表なら、パワーポイントの資料を見れば話の内容は思い出せますが、ディベートは自分でメモをしないと話の内容が分からなくなりますからね。