今日のChicora学園(7/27)理科実験1

夏休みに何回か理科の実験をしていきます。

今日はその1回目ということで、「ラジオメーターを使って光の性質を調べる実験」をしました。

そもそもラジオメーターって知っていますか?

この写真のようなこういう機械で、ガラス容器の中に4枚の羽根がついています。

そこにある特徴を持った光が当たると羽根が回る仕組みです。

電池などの動力源は一切ないすごくシンプルな構造です。

今回は実験をしながらラジオメーターの性質と光の性質を探っていきます。

とりあえずいろんな光を当てていきます。

外に出て太陽光を当てようとするも曇り気味。

でも羽根は回ります。(みんなで1分間に何回回るか数えています。)

晴れた日に直射日光を当てると、人間の動体視力ではとても数えられないスピードでくるくる回ります。

豆電球の光を当てる。

豆電球の光は弱いので、ゆっくりしか回りません。

今見返したら実験に夢中で、写真はこれだけしかありませんでした…

それ以外にも教室の蛍光灯や、火、みんなが持ってきたLEDのライト、懐中電灯、レーザーポインターなどいろんな光を当てて回るか、回らないかを調べました。

結論を言うと赤外線が入っている光なら回ると言うことです。

なので、赤外線さえ入っていればいいので、目に見えないリモコンの光でも羽根は回ります。(リモコンは赤外線を出しているので。)

最後に教室中のクーラーや電気のリモコンのボタンをみんなで押しまくって、羽根を回しました。(超ゆっくりだけど)

小中学生には赤外線、光の波長の話はまだ早くて完全に理解したかは不明ですが、

同じように見えている光でも、何か性質が違うということだけでも記憶の片隅に残してくれればいいかなと思います。

ちなみに私が準備していたのはここまでなんですが

生徒さんが電気分解&電池の実験セットを持ってきてくれていたので、その実験をしました。

100均で揃うもので、実験ができてしまうそうで、全部100均で揃えたものだそうです。

私は面談に入っていたので、その様子は見られなかったのですが

なぜかうまくいきませんでした。

1時間ぐらいの面談の後も粘っていたので、100均の電池じゃなくて、電源装置や電極になる炭素棒など持ち出してやってみましたが、うまくいきませんでした…。

元々いっていたラジオメーターの実験が終わってだいぶ経っているので、数名の生徒と先生で粘っているところ。

結局うまくいかず諦めました。

これは悔しいからまたやりたいな〜。

ちなみに、最初のラジオメーターのことは私も全く知りませんでした。

でもこの前友人の結婚式に行ったら、引き出物カタログの中にラジオメーターがありました。

なんだろうと?と思って調べたら、これは実験に使えそうだなということで

ラジオメーターを引き出物としてもらいました。

知識があると新しいものを見たときに、「これはあれに関係してるのか!」ってわかって

今回もラジオメーターという面白いものをゲットできたので

知識はどんどん増やしていきたいですね。

あと、ラジオメーターはクルクル回るインテリアとして製造販売されています。(アマゾンでも売ってます。)

それで実験しようという人は少数派だと思います。

さすがに結婚式の引き出物に理科の実験道具なんてありません。

でも初めてラジオメーターが作られた時は実験目的でしたし、昔はこれで実験もしていたそうです。

こんな感じで夏休み中に3回理科実験をしていく予定です。