今日のChicora学園(9/6)塾もゲームも禁止になったら?

今日もわいわい授業がありました。

今日のお題も前の水曜日と同じで「塾もゲームも禁止になって暇になった中国人向けのサービスを考える」です。

お題についての詳しいことは前の水曜日のブログをご覧ください。

今日は休みの子もいましたので(明日中3が実力テストなので)、3人しかいませんでした。

いつも通りチームわけをして発表してもらってもよかったのですが、「先生も発表してほしい」「いっつも上から目線で文句言うだけだから」「見本も見せてほしい」という意見がありました。

確かにみんなの意見はその通りかなと思います。

私も最後に一方的に指摘をするばかりでお手本を見せたことはほぼありません。

お手本があった方がわかりやすいですからね。

そこで今日は生徒チームの発表と私の発表をすることになりました。

生徒チーム

電子書籍サービスでした。

図書館サービスと購入サービスの二つを用意するそうです。

購入サービスはすぐにイメージできますが、図書館サービスという今までになかったような新しいサービスを考えてくれました。

図書館サービスは特定の本を1週間無料で読めるそうです。

だから完全に図書館のような感じです。図書館は図書館に置いてある本じゃないと無料で読めませんからね。図書館に何の本を置くかは図書館の職員の人が決めています。その範囲内なら無料で読めます。

そういう現実の図書館とシステム的には同じです。

それ以外の図書館サービスで公開していない本も電子書籍で購入できるそうです。

図書館サービスという新しいものを考えてくれたのはよかったと思います。

ただ電子書籍の著作権をどうするか?図書館で無料で公開する場合の著作権をどうするか?なども話ができるとよかったかと思います。

この後私も発表をしました。

私は先週の水曜日のブログの最後にも少し書いたのですが、留学斡旋の話がすごくいいなと思ったので

それを掘り下げて話をしました。

みんなの発表を聞いていて少し足りないなと思うのは、意見がどこから出てきたか?という話の筋道です。

みんなの意見はいい意見が多いのですが、その意見がどうして出てきたか?どうしてそれを思いついたのか?が分からないことが多いので、話の一歩目から話が飛躍しているように感じてしまいます。

だから私の発表はどうしてこの意見にたどり着いたか?そもそもこのお題での問題点はどこか?から時間をかけて発表しました。(発表時間の半分は今の中国の状況についてを話ました。)

問題点がはっきりすると解決策は自然と見えてくることが多いです。

だからその問題点をしっかりと出すことを意識して、発表しました。

私は紙は一切かかず、ホワイトボードにちょっと要点の語句を書いただけで、あとは口だけで発表しました。

出来るだけみんながやっていないような発表をすることを意識しました。

みんなの評価はこんな感じでした。

見やすさは低いのはその通りだと思います。(特に準備せずに、ホワイトボードに要点を書いただけだったので)

実現可能性も低いですね。確かに中国人が日本に留学に来るというのがイメージしにくかったかも知れませんね。(中国人が留学に来ている話はネットで調べてそれを印刷してみんなに見せたのですが)

でも、私が発表して、みんなが採点するのは非常によかったかなと思います。

いつも私が話をしている時よりもみんな真剣に聞いてくれました。

人の発表を採点することで要点を気にして発表を聞くようになります。

そして何がダメで、何がいいかも考えるようになります。

その経験は自分たちの発表にもいい影響を与えるのではないかな?と思います。

これからは出来るだけ私もみんなと同じお題で発表をするようにしようかと思いました。