今日のChicora学園(4/25)ウクライナに支援を送るなら?

今日のわいわい授業がありました。

今日のわいわい授業のお題も先週の火曜日水曜日と同じで「ウクライナに何か送るなら何がいいか?」です。

条件は千羽鶴など賛否両論ありそうなものはなし、自分たちで準備できるものとしています。

今日は他の学年の子は忙しかったみたいで、1年生だけでした。

1年生はまだパソコンの使い方に慣れていなくて、先生に教えてもらいながらスライド作りをがんばっていました。

「医療キット」「ヘルメット」「食料」の3つあげてくれました。

そしてそれぞれに順位をつけてくれました。

医療キットは3位ですが、3位になった理由は自分たちで準備できるぐらいの医療キットだと完全に怪我を治すことができないからだそうです。

確かに自分たちのお小遣いとかで買える医療キットとなると、医療キットというより家庭の救急箱ぐらいになってしまいますからね。

さすがに戦争をしているところに救急箱ではちょっとこころもとないかなと思います。

2位はヘルメットです。

ヘルメットも安全のためには役に立ちますが、爆弾が飛んできたり、それでビルが崩れてきたりしたら、ヘルメット程度ではどうしようもありません。

だからこれも戦場に送るとしたらちょっとこころもとないということで2位だそうです。

1位は食料です。

食料はどういう状況になっても絶対に必要だから1位だそうです。

ちゃんと日持ちするような、パンやカップラーメンなどを送るそうです。

今回は1年生だけで考えてくれたので、先週の火水の2、3年生に比べるとまだ浅い部分もあります。

例えば火水は送るものの値段も調べて、自分たちがいくらお金を出せるかを考えて、それなら何個ぐらい送れるか?なども考えてくれていました。

でも今日はそこまで考えられませんでした。

今回のお題は「自分たちで準備できるもの」という条件がありますので、「こうすればちゃんと送れる」ということも言えるともっとよかったかなと思います。

しかし、他の2、3年生よりも発表はうまかったように思います。

発表を始める時にチーム内で「ここ読んで」とか言っていたので、スライドを読むだけの発表かな、とちょっと期待値が下がっていました。

しかしいざ発表を始めてみたら、スライドに書いてないような補足説明をしたり、例をあげたりしてくれていました。

そういう発表の仕方は素晴らしいです。

パワーポイントは要点だけ書いて、細かいことは口で言うのが一番いい発表方法ですが、それができていました。

そして特によかったのは、聞き手の先生たちに話しかけるように発表していたことです。

「どういう状況でも食料は必要ですよね?」など聞いてる側に質問を投げかけるような発表は、自然と聞く姿勢ができたり、同意しやすかったりします。

今回は人数が少なかったから話しかけるように発表しやすかったのかもしれませんが。

一方的な発表だと、聞いている側は一生懸命こちらから聞きにいかないといけませんが(疲れるけど)、投げかけられると会話みたいになってより入り込みやすい(楽に聞ける)です。

そういう発表の仕方は他の2、3年生はあまりできていません。高校生の子はできていますが。

その点はまだ教えていなかった1年生の子ができていたのは驚きました。

ぜいそういう発表の仕方は続けていってほしいなと思います。