7月はっけん授業 名古屋港水族館 その1
7月31日にはっけん授業に行ってきました。
今回は「中川運河と名古屋港めぐり」です。
8時半に教室に集合して、まずは名古屋のささしまライブを目指します。
ささしまから名古屋港まで船でいきます。
ささしまから船で海まで出られるの?と驚く方も多いと思います。
名古屋駅から名古屋港までは地下鉄で25分ぐらいかかります。距離にして9キロほど海から離れています。
しかもささしまに船乗り場があるなんて普通思いません。
でも、ささしまから名古屋港までは中川運河という人工の運河でつながっています。
今回はまずその中川運河を走る船に乗って、名古屋港を目指します。
ささしまライブの愛知大学のすぐ横に船乗り場があります。
線路も近いので、新幹線も近くに見えます。
9時40分発の船に乗り込んだら出港です。
正直船はどれぐらい興味持ってくれるかわかりませんでしたが、みんな結構興味を持って乗り込んでくれていました。
この船は外にも出られます。
こんな感じで風を感じられます。
でも正直水は汚くて、ちょっと臭いぐらいです。
まあ、運河は水の流れがないので、汚い水がほぼずっと溜まり続けるのでしょうね。
こんな感じで橋のすぐ下を通ったり、普段見られない景色を見られます。
だからみんなずっと外で景色を見ながら乗っていました。
中川運河を進んでいくと通船門というところにやってきます。
中川運河と名古屋港は水位が違います。
名古屋港は潮の満ち引きがあるので、水位が変わりますが、中川運河は水位が一定です。
そのため、名古屋港に出るためには水位を合わせないといけません。
どのように水位を合わせるかというと
二つの門で仕切られたところに船が入ります。
名古屋港側の門は閉まっていて(門の外は水位が高いです)、今きた中川運河側の門は開いているので、そこから入ります。
二つの門の間に入ったら中川運河側の門も閉めます。
↑門が閉まっているところ
両方の門が閉まったところで、水を入れていき、名古屋港の水位に合わせます。
水位がわかるように、メモリが書いてあります。
最初はこの写真のように0.4mよりも下です。(ゴミもいっぱい浮いています。)
そしていつの間にかじわじわ水位が上がっていきます。
あまりどこから水が入ってきているかわかりませんが、じわじわ上がります。(あっというまに0.4mを超えています。)
みんなも目盛りを見ながら「上がってる〜」など興味を持ってみてくれていました。
私としてもここが一番みて欲しかったところなので、みんなが興味を持ってくれてよかったです。
そしていつの間にか1.4mも水位が上がっています。
名古屋港側の水位に合ったので、名古屋港側の門を開けて出発します。
↑前の名古屋港側の門が開くところ
通船門を出たところ
奥の閉じている門が運河側、手前の開いている門が名古屋港側です。
門を出たらもうすぐに名古屋港です。
伊勢湾岸高速の名港トリトンも見えます。
ゴールの名古屋港が見えてきました。
(名古屋港に出ても水は汚いんですけどね)
で、名古屋港でおりました。
ささしまライブから名古屋港まで約1時間の船旅です。
でもみんな飽きることなく楽しんで乗ってくれていました。
ちなみに帰りは名古屋港から名古屋駅まで地下鉄で帰ったのですが、みんな「船で帰りたい!」と言っていて結構船が気に入ったみたいでした。
(結局帰る時間は最終便が出たあとだったので、地下鉄で帰りましたが)
正直今回のはっけん授業の中で一番退屈するかなと思っていた船を楽しんでもらえたのはよかったです。
あと通船門で船が上がるという珍しい体験ができたのもよかったかなと思います。
これはパナマ運河でも同じ仕組みで船を上げ下げしているので、ぜひ覚えておいてほしいなと思います。
まだようやく名古屋港に着いたところですが、長くなったので続きはまた次回書こうと思います。
次回は名古屋港の施設をいろいろ周ります。