今日のChicora学園(8/11)300万円あったら?
今日はお盆前の最後の開校日でした。(次回は18日開校)
そのためか夏休みにしては人がちょっと少なめでした。
ちなみに9、10、11の3日間「宿題追い込みデー」ということで、夏休みの宿題が終わっていない子を呼んで、宿題を進めてもらいました。
「宿題が終わったら帰れるよ」と言ってあったので、答えを写したりする子も出るかな、と思っていましたが
そんな子は一人もいなくて、みんな真面目にやってくれました。(テストが近くなってくるとワークの答えを写す子が数名いますので…)
そうやってわからないところもちゃんと調べたり教えてもらったりして進めたので、
3日間3時間半ずつやっても終わらない子が数名出てしまいました…。
でも何も考えず答え写すよりは、全然勉強になるのでまあいいかなと。
明日からのお盆休み中にがんばって進めてもらいたいです。
わいわい授業
今日もわいわい授業がありました。
今日のお題も「夏休みで300万円使い切るには?」です。

このお題をチームに分かれて話し合ってもらいました。
1チーム目


漫画をたくさん買うという意見でした。
300万円あったら漫画が5000冊ぐらい買えるようです。
それを立てるようの本棚を2万円で買うそうです。
「読み切るのにどれぐらい時間がかかりますか?」など質問が出ていました。
私は5000冊保管するのに本棚一つで足りるのか?が気になってしまいました。
調べてみると一般的な本屋さんは1坪500〜600冊ほど置いてあるそうです。うちの1階部分がだいたい10坪ぐらいなので、うちの1階全部に本棚置けば5000冊は置けます。(隣の本屋さんもうちと同じような構造なので、隣の本屋さんがちょうど5000冊ぐらい置いてあるのかもしれません。)
2チーム目


こちらは「カンポ・デル・シエロ鉄隕鉄」を買ってウィドマンシュテッテン構造を観察するという意見です。
「カンポ・デル・シエロ鉄隕石」は50万ぐらいするそうです。(調べるとアルゼンチンに落ちた隕石です)
その隕石に硝酸をかけて、磨くと「ウィドマンシュテッテン構造」が見られるそうです。

ウィドマンシュテッテン構造↑(ウィキペディアより)
この構造は地球上にはなく、また人工的にも作り出せない、宇宙から飛んできた隕石でか見られない構造だそうです。
これをみるためには隕石に硝酸をかけて、みがく必要があるのですが、その時に有毒ガスが出るので、
ドラフトチャンバー(換気ができる実験装置)も買うそうです。

↑ドラフトチャンバー(ウィキペディアより)
ガラスの中で作業をします。有毒ガスが出てもガラス内で強力に換気されているので、外に漏れることがありません。
この装置写真を見るだけでもわかると思いますが、すごく高くて230万ぐらいするそうです。
と、いろいろ調べて発表してくれました。私も知っている単語はドラフトチャンバーだけでした。
発表中はパソコンで写真を見せてくれていたので、初めて聞く単語でもイメージは持てました。
初めて見る単語ばかりで質問もしづらかったです。
勝負の結果2チーム目が勝ちました。
内容の奇抜さもありましたし、何より発表の仕方がよかったです。
高1の子が久しぶりにしっかりと発表をしてくれました。(いつも発表は後輩に譲りがちで、ちょっと補足とかしてる感じ)
ただ発表するだけではなくて、「みなさんも見てみたいですよね?」など語りかけるような口調で発表しているので、聞いている方も引き込まれます。
1チーム目の方も発表には慣れているのでそこまで悪いわけではないのですが、それ以上によかったです。

先生たちの審査の結果。
ちなみに夏休みに入って、私以外の先生がわいわい授業に入ってくれたのも久しぶりです。
最近わいわい授業の時間も先生たちは夏休みの追加授業をしていて、私一人でわいわい授業をすることが多かったです。