今日のChicora学園(7/28)わくわく授業 伊賀上野編
日曜日にわくわく授業がありました。
今回は伊賀上野&赤目四十八滝に行ってきました。
赤目四十八滝ではウェットスーツを着て川登りをするので、みんなそれが楽しみでした。
わくわく授業の時はいつも朝は眠たいのでみんなテンションが低めですが、今回はみんな楽しみにしていたのか朝からテンションが高かったです。
忍者屋敷
まずは伊賀上野に行きました。
伊賀上野城や忍者屋敷がある、上野公園をガイドさんに案内してもらいました。
まず早速公園内の木の下で説明がありました。

写真には写っていませんが、この木の葉っぱには文字が書けます。
爪楊枝などで文字を書くと、書いたところの色が変わり、文字が読めるようになります。

↑こんな感じです。
忍者はこの葉っぱに忍者同士でしかわからない文字を書いて連絡などに使っていたそうです。
お寺など仲間内で置く場所を決めておいてそこに、文字を書いた葉っぱをおいて連絡していたそうです。
表向けると文字は全然見えませんので、うまくカモフラージュできたと思います。
忍者屋敷に入ります。


忍者屋敷の中でいろんな仕掛けの説明を聞きます。
本当は忍者がカラクリの実演をしてくれるそうですが、今はコロナの影響で実演はなく、見るだけでした。

忍者屋敷と言えば、このどんでん返し
くるっと回って壁の向こうに隠れられるカラクリですね。

これも隠し扉です。この階段を降りていくと外の井戸につながっているそうです。
この扉は左の端を押すと扉が回転する仕組みです。
右側を押しても回らないようになっています。
これは多くの人が右利きなので、右手で押しても開かないというカラクリです。
みんなが見ているのは仏壇のところで、仏壇の下にも地下に通じる扉があります。

これは床の刀を隠しておくところです。
これは部屋の端側の板を踏むと板が外れる仕組みです。
普段歩くようなところを踏んでも板は外れないようになっているようです。
ちなみにこの部屋は天井が低くなっていて敵が刀で斬りかかれないようになっているそうです。
そうやって敵がモタモタしている隙に刀を取り出して、敵を刺すそうです。
後、ガイドさんの後ろの壁も回ります。
ちゃんと展示されているところはコロナ対策で柵があって触れないようになっていますが、後ろの壁は何も柵がありませんでした。
あまりに自然に溶け込んでいるので、一般のお客さんじゃまず気づきません。
ガイドさんがいるからこそ気づけたことが多々ありました。
忍者屋敷と忍者博物館がつながっています。

手裏剣の説明を受ける。
みんな自分のスマホでたくさん写真を撮っていました。

みんなからもらった写真。(モザイクがかかっているのは私がみんなを撮った写真)
伊賀上野城
次は伊賀上野城に行きました。
同じ公園内にあるので、歩いてすぐです。
忍者屋敷からお城にいく途中に俳聖殿という建物があります。

雨が降ってきたので、雨宿りしながら説明を聞く。
ここは伊賀出身の俳句の聖人、松尾芭蕉を祀った建物です。
キノコのような形をしていますが、これはキノコではなく、旅の時にかぶっていた笠の形だそうです。
伊賀上野城


お城の中の展示物もいろいろ説明をしてもらいました。


これは藤堂高虎の兜
この長い耳のようなものは、ウサギの耳やトンボの羽を表しているそうです。
ウサギの耳はよく聞こえるようにいうのはわかりますが、なぜトンボなのかというと
トンボは後戻りしないから、戦でもどんどん前に進むように
ということでトンボにしているそうです。
上野城は木造です。

明治時代に伊賀の人が私財で城を再建したそうです。

結構急な階段を登って

最上階

最上階からの眺め
雨なので、ちょっと眺めはよくありませんが…。
この後公園内のお店でみんなでお昼ご飯を食べました。

次はみんなが一番楽しみにしていた赤目四十八滝のシャワークライミングです。
ですが、長くなったので、続きはまた今度(たぶん木曜日に)書きます。