今日のChicora学園(4/21)
今日もわいわい授業が合ったわけですが…
4月8日に日本全国での交通死亡事故が0件だったというニュースを見ました。
それは53年前に統計を取り始めて以来初の出来事だそうです。
すごいことなので、もっと大々的にニュースにすればいいのにと思います。(私はネットでしかニュースを見ないのでテレビの報道がどうだったか知りませんが…)
https://mainichi.jp/articles/20210416/k00/00m/040/219000c
なぜ0なのかはおそらくコロナの自粛で外に出る人が例年より減っていたり、車の安全性能が上がったのだと思います。
実際、交通事故での死者数はずっと右肩下がりですからね。

このグラフはここからもらってきました。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010400600&g=soc
ということで、今日のお題は
①次に交通事故死者数0人の日が来るのは何年後だと思いますか?
②30年後には1年の交通事故死者数は何人になっていると思いますか?
の二つです。
これをグループに別れて話し合って、発表してもらいました。
1チーム目


①死亡事故0の日は来ない②30年後の事故死者数は年間100人
という意見でした。
いくら自動運転が発展しても事故は起こるという理由でした。
車側の性能が上がって、危険を察知してしっかり止まれるようになって、それでも急に飛び出してきたりして事故が起こるだろうという予想でした。
しかし、「年間(365日)で100件だと、死亡事故が起きてない日が265日ありますよね?と、なると①と矛盾しませんか?」という質問が出ていて答えに困っていました。
2チーム目


①死亡事故0の日は25年後に来る②30年後の事故死者数は年間1460人
という意見でした。
①の25年後というのは
今まで50年以上死亡事故0の日がなかったから、その半分ぐらいで25年としたそうです。
自動運転などが普及して今より安全になって、しかもいろんな交通網(リニアなど)が発達して車に乗る人が少なくなるから安全になると考えていました。
②の1460人というのは
昨年のペースだと1日に7.78人亡くなっています。
30年後にはそれが4人に減っていると予想して4人×365日=1460人と予想していました。
1日の死亡者数を4人にした理由はいくら安全になっても、自転車など急に飛び出してきたら事故は起こるだろうし、自動運転も完璧ではないだろうから、1日4人としたそうです。
勝負の結果2チーム目が勝ちました。
2チーム目の方が論理がしっかりしていて納得できました。
特に計算式を使って説明してくれたのがよかったです。
今回のような予想するお題の場合、自分たちのイメージや直感ではなくて、みんなが納得する数字を出して説明できるといいですね。
数字を出されるとほぼ反論できませんからね。
次に株のデモトレードをしました。
今週からリセットして新しく勝負を始めました。
今までほぼ何も教えず、自分たちで思うように株のトレードをしてもらっていましたが
今日はチャートの見方もちょっと勉強しました。
ここのサイトを使ってみんなでクイズ形式で株価がどうなるかを考えました。
https://chartnavi.com/practice/
そこで知ったテクニックなどを元にどうするかをみんなで考えていました。

だんだんいろんな考え方を元に考えられるようになるといいですね。