今日のChicora学園(3/30)
今日もわいわい授業がありました。
火曜日は1年生だけなので、昨日と同じお題(VRを使った部活)はやめました。
まだみんな部活をしたことないですからね。部活のイメージができていなさそうなので。
そこで、去年にやったお題をしてみました。
東京や大阪に店を出している「ダンシングクラブ」という飲食店があります。
そこはお皿やはしやスプーンがない飲食店です。
つまり、料理は机の上にぶちまけて、それを手で食べるという豪快なスタイルの店です。
その店のHP↓
今はコロナでどうか知りませんが、コロナ前のオープンした時はかなり人気があったそうです。
この店のすごいところは「飲食店なら食器がある」という常識を壊したところです。
そこで今日のお題は「学校の常識を壊したらどうなるか?」です。
まずはみんなに学校の常識をあげてもらいました。
細かいところもたくさんあげてくれました。
ここから何かをなくして学校がどうなるかをみんなで考えて発表してもらいました。
授業をなくすという意見でした。
かなり大胆な意見でした。
発表内容は授業をなくして、生徒同士の遊びを通して、道徳教育をするということでした。
遊びの中でケンカがおこったり、いろいろ問題がおこったりすると思うので、そこで相手を思いやる心や問題解決方法などを学ぶそうです。
先生も子供と一緒に遊んだりして、遊びの中ですぐに教えられるようにしていくそうです。
そして発表も面白くて、会話形式の発表でした。
「なんで授業をなくしたいの?」「授業がめんどくさいから」
「授業なくして何をするの?」「遊んだりする」「そこで道徳的な教育もする」
という感じで一人が問いかけて、他の二人が答えるという形式の発表でした。
会話形式の発表はわいわい授業を1年以上やってきて初めてでした。
全員新1年生で今までの発表にとらわれていないからこその発想かもしれませんね。
しかし、勉強をしなくなるので、科学技術の発展などはどうしますか?と質問したら
そこは諦める、と逆に潔い回答でした。
発表形式や内容の意外性は高かったですが、ちょっと現実性が低かったかなと思います。
実現可能性が高いと、イメージしやすいので
意外性と実現可能性を両方持ち合わせた意見を出せるようになっていくといいかなと思います。