今日のChicora学園(2/2)
今日もわいわい授業がありました。
テストも近づいてきていますし、社会の歴史に関連したお題にしました。
今回のお題は「転生したら江戸時代の農民だった件」です。
江戸時代(1700年)の農民に生まれ変わったらどうやって生きていくか?というお題です。
1700年までは教科書に載っている歴史ですが、生まれ変わってからの歴史はどうなるかはわからないという設定です。
だから預言者として生きることはできません。
チームに分かれて考えてもらいました。
1チーム目
まずは江戸時代の時代背景について説明してくれました。
そのころの平均寿命は32〜44歳なので、中学生のみんなが江戸時代に行くとあと20年ぐらいしか生きられない、でも長く生きたい、
ということで、長生きするのが目標です。
しかしその頃は飢饉でお米が足りなくなったり、病気が流行ったりして長生きするのは大変です。
だからお米をちゃんと貯めて、飢饉を乗り越えられるようにしたり
病気にならないようにマスクを作って、感染予防したりするそうです。
確かに今コロナは流行っていますが、みんながマスクをするようになってインフルエンザは激減しています。
マスクだけでもかなり病気は防げて、長生きにつながると思います。
あとお米の具体的な保存方法も調べて発表してくれました。
お米の一部を炊いて、それを乾かして乾燥剤として、他のお米と一緒に保管するそうです。
2チーム目
こちらのチームは歴史を変えたくないから何もしないという意見でした。
だから内容は非常に薄いです。
最初の前提で、1700年までは教科書通りの歴史だけど、それ以降の歴史は変わると伝えていましたが、それがうまく伝わっていなかったようです。
ただこのチームは今まで誰も使っていなかった機能(スライドショーが変わるときのアニメーション)を初めて使いました。
しかもそれをうまく発表者のジェスチャーに合わせてやっていたので、すごく受けていました。
ホワイトボードを叩いたら、画面が割れて崩れ落ちていくアニメーションを発動させたり、視覚的には面白かったです。
勝負の結果は1チーム目の勝ちでした。
内容も1チーム目の方がしっかり調べていて、歴史で習ったこともちゃんと入れてくれていたのが評価ポイントです。
ただ、2チーム目の技術面はみんな面白がっていて、1チーム目の子たちも「試合に勝って勝負に負けた」と言っていました。
その辺りのアニメーションはどうやってするのかみんなで教えあって「次回から使う!」と言っていました。
面白い技術はみんなでどんどん発見して、共有していってもらえるといいですね。