今日のChicora学園(10/27)ペッパーくんを改良するなら?
今日もわいわい授業がありました。
今日のお題も昨日と同じで「ペッパーくんがクビにならないように新しい機能を3つつけよう」です。
チームに分かれて発表してもらいました。
1チーム目
このチームはパワーポイントを使って発表してくれました。
まずは「家に置く用のペッパーくんにする」と言う目標を立ててくれました。
そしてそのためにまずは現状のペッパーくんの問題点の分析です。
ゆっくりしか話せない、段差を登れない、家事ができない
この3点が家に置く上で問題になると考えました。
そこで、それらを改善する方法を考えてくれました。
ゆっくりしか話せない点については、高齢者などゆっくり話してほしい人もいるだろうから、話すスピードを自由に調整する機能をつける。
段差を登れない点については、二足歩行にして登れるようにする。
家事ができない点については、料理は難しそうなので、まずは掃除ができるようにするそうです。
二足歩行なので、足の下から吸うのは難しいので、手が掃除機になっていて、手のひらからゴミを吸うそうです。
ちなみにその掃除機になる腕は取り外し可能で、人間が普通の掃除機として使うことも可能だそうです。
2チーム目
今のペッパーくんの弱点は見た目ということで、見た目をかわいい女の子にするのが一つ目です。
またそれに合わせて、声も変えます。
今でも女性の声ですが、人気キャラクターの声にすることで、もっと親しみが出るのではないか?ということでした。
あと今のご時世に合わせて体温計をつけるということです。
ペッパーくんはタブレットを持っていますが、それを操作する間にピッと温度が測れると、お店などで便利です。
ホワイトボードに書いてある内容は少ないのですが、こちらのチームは発表方法が非常によかったです。(高校生の子が発表してくれたので)
まず発表の初めに「みなさん、ペッパーくんの顔怖いですよね?〇〇くんどうですか?」と指名して聞いて、聞いている側を発表に巻き込んだり
声を変えるのも、はま寿司の発券機の例を出して説明してくれたり(私ははま寿司に行ったことないので知らないので知らないのですが、発券機の声が人気キャラクターらしいです。)
これは月曜日にも書きましたが身振り手振りをふんだんに取り入れて発表したり
そしてないより堂々と話をしていました。
やっぱり前に出たら堂々と話すことは大事ですね。
勝負の結果は同点でした。
両チームそれぞれいい点が違っていて採点がしにくかったです。
1チーム目は内容、特に今の弱点を考えてそれを改善するという話の流れはよかったです。
2チーム目は上にも書きましたが、発表の仕方が非常によかったです。
内容や見やすさが今ひとつでも発表一つで追いつけるということを見せてくれました。
個人的には1チーム目の手が外せて、掃除機として使える点など非常にユニークで面白かったですね。
その発想は頭の柔らかい中学生じゃないと出てこない発想だなと感心しました。