今日のChicora学園(1/21)高校入試の気になる倍率は…?
教材展示会に行ってきました。
今日はいつもの編み物教室の後に、新年度の教材展示会がありました。
会場が鈴鹿なので、編み物教室が終わった11時半ごろから車(ちこバス)で向かいました。
(送迎用の車のことをみんな「バス」と言っているので、勝手に「ちこバス」と名付けています)
ちこバスで鈴鹿まで行くような長距離を走ったのは、椿神社にお祓いをしにいった時以来です。
鈴鹿で長距離は言い過ぎですが、普段に比べれば十分に長距離です。
車で1時間ほどで会場につきました。
会場の写真はとっていません。。。
ホテルの宴会場?みたいなところにいろんな塾専用教材の業者さんのブースがあって
新年度の教材がズラーっと並んでいます。
いろんな教材を見られるので面白いですよ。
最後にこういう分厚い教材カタログがもらえます。
(でもこうやって貼るとあんまり分厚く見えない(笑))
教室に置ける教材はこのカタログに載っているうちのほんの一握りです。
だからちょっとでもいい教材がないか鈴鹿まで探しに行くわけです。
でも、まあ、メインで使うのは今まで使い慣れた教材がいいなと落ち着くわけです。
正直、教材業者さんでそこまで大きな差はありません。
だから慣れているところに落ち着いちゃうわけです。
でも、なんとなく見にいっているわけではなくて、ちゃんと目的を持って行っています。
今回の目的は
「自習はみんなしっかり来てくれるので、そこで使える教材を探すこと」
「小学生用の授業で使える教材を探すこと」
の二つでした。
そこでちょうど自習に使えそうな教材あったので、早速注文しました。
小学生用の教材は、求めているものにかなり近いものはあったのですが、やっぱりちょっと違ったので、買っていません。
実は明日も名古屋で別の業者さんの教材展があるので、そこでも何かいいものがないか探してきます。
せっかく鈴鹿まで行ったのに、時間がなくてすぐに帰ってきました。
毎回仕事で鈴鹿に行ったら鈴鹿のおいしいラーメン屋を探すのが楽しみなのですが、今日は行けませんでした。
三重県高校入試の進学希望状況が発表されました。
18日に県立高校入試の進学希望状況が発表されました。
三重県のHPから見られます。
そこの画像がこれ↓
これは今現在の中3生の志望校調査です。
これは入試には全く関係ないので、本当に自分の希望を出せます。
これを見て、受験校を変えるのも全然OKです。
むしろ、そうやって受験校を変える時迷わなくて済むように、わざわざ三重県がやってくれているのだと思います。
この志望校調査の特徴は
「あくまで希望」なので、結構みんな高いところを希望します。
でも実際受ける時は、安全に、受験校をちょっと下げたりします。
だから今の時点での志望校調査は、難しい高校ほど倍率が高くなる傾向があります。
希望調査をいろいろと分析
三重県のHPにははっきりと倍率は出ていませんが、倍率はすぐに計算できます。
倍率まで出したのがコレ↓(北勢地区のみです!)
これは内部用に作ったエクセルなので、わかりにくいかもしれませんが、各コースの倍率と学校合計の倍率を出しています。
倍率ランキング(コース、学科編)
倍率を出すと気になるのは倍率が高いところです。
倍率の高かったコース、科ランキングがコレ↓(こちらも北勢地区だけ!)
1位:四日市高校国際科学コース
国際はダメでもスライドで普通科に受かりますからね。
みんなとりあえず上のコースで出すので、倍率が高くなります。
2位:川越高校国際文理
これは順当です。
川越の国際文理は毎年倍率が高いです。
むしろ2倍超えないのは低いなと、ちょっと驚くぐらいです。
3位:四日市農芸高校食品化学科
これはちょっと意外ですね。
四日市農芸の生活文化は毎年人気があるので倍率が高いのですが
食品科学がここまで倍率が高いのは珍しいです。
何かあったのでしょうか?
例年に比べると高いので、他の学科や他の学校に移る子もいるでしょうから、実際の出願時にはもう少し倍率は下がると思います。
あと、定員が40名と少ないので、志願者が数名変わるだけで、倍率は大きく変わります。
そのためここだけでなく、工業系など定員が40名のところは毎年倍率に波があります。
だから40名定員のところは毎年どうなるか全然読めません。
40名定員のところの倍率は、正直「運」です。
ただ四日市農業の難しいところは「生産科学」と「食品科学」が「くくり募集」のところです。
「生産科学」だけなら0.975と定員を割れていますが、「食品科学」と合わせて合否を決められるとなると、「生産科学」志望の人にも影響が出てきますからね。
「生産科学」志望の人もどうするかですね。
4位:四日市南数理科学コース
5位:桑名高校理数科
順当すぎて書くことがないですね。
四高のところで書いたように、みんなとりあえず上のコースで出すのでこんなもんだと思います。
その他気になったところ
四中工の設備システムが意外と高かったことですね。
私は四中工の設備システムはオススメの学科なのですが、おそらく何をしているのかわかりにくくて、今まであまり人気のない学科でした。
それが今回ちょっと倍率が高かったので、みんなもその良さに気付き始めたのかな?と勝手に思っています。
工業系行きたいけど、学科どこにすればいいかわからない、という人は絶対に設備システムがオススメです。
他の学科で勉強することをちょこっとずつ学べるという感じです。
あと校舎が新しい。
だからオススメです。
でも陵成、光陵地区からは遠いですからね〜
そこがネックですね。
倍率ランキング(学校編)
上はコース、学科ごとに見ましたが、次は学校ごとにみていきます。
スライド合格がある高校も多いので、私立になるか公立になるかは学校の倍率が大きく関係してきます。
1位:桑名高校
これは意外!
桑高で1.5倍はなかなか珍しいです。
今は「あくまで希望」ですからね。
これを見て志望校を変える人もいるでしょうから
おそらく実際の出願の時は倍率は下がって1.2〜1.4倍ぐらいになると思います。
2位:四日市高校
希望の段階なら、「まあこれぐらいかな」というところですね。
桑高と同じで実際の出願の時は今より少し下がると思います。
3位:四日市農芸高校
思っていたより、高いですね。
食品科学の人気が効いているのかもしれません。
食品科学の倍率が今より下がるのはほぼ確実でしょうから、ここも実際の出願の際の倍率は下がると思います。
ただ農芸で学べることは他の高校では学べないので、どうしても農業系を勉強したい子は、他の高校に移るという選択肢はありません。
だから桑高や四高ほど倍率が今より変わらない可能性があります。
4位:四日市中央工業
ここも予想以上に高いですね。
なぜここまで高いのかはよくわかりません。
おそらく実際の時は倍率は下がると思いますが、下りはばがどれぐらいかはわかりません。
今回、四中工に希望を出していた子が、四日市工業に志望を変えることはほぼないので、あまり倍率が下がらない可能性もありますし
四郷、菰野、朝明あたりに志願先を変える子が増えて倍率が下がるかもしれません。
5位:いなべ総合学園
1.2倍はあまりにいい線いっていて逆に怖いですね。
いな総よりちょっと上のレベルの桑名西の倍率の方が低いので
桑西からいな総に移ってくる子は少ないかと思います。
そのため、実際の出願の時もあまり倍率は変わらないかなと思います。
いな総を志望する子ははっきり「いな総に行きたい」という子が多い傾向があって、あまり志願先を変えないので、これ以上は倍率は下がりにくいかと思います。
他に気になる高校
これは川越です。
マジで川越どうした?って心配になるレベルです。
ただ、桑高が倍率が高かったので、桑高から移ってくる人が結構いると思いますので
出願時の倍率は今より上がるでしょうね。
でも川越の倍率がそこまで高くないおかげで、桑西に移ってくる人が少なくなって、桑西はラッキーかもしれませんね。
桑高が高くて、川越が低いので、
出願時に一気に桑高が下がって、川越が上がるかもしれません。
そうするとみんな慌てて変更の時に川越から桑西に変更する子もいるかもしれません。
あと、四日市西もかなり倍率低いですね。
もう四日市西は落ち目なのかな?
ちょっと行きにくいですからね。(陵成、光陵地区から行くのは大変)
四日市西は桜中の近くです。
昔、桜中は人数多かったですが、桜台の団地も年が経ってきて子供も少なくなってきているみたいですからね。
(2009年は487人、今は323人)
そういう影響が少なからずあるのかもしれませんね。
やっぱりみんな近くの高校に行きたがるので、近くの中学校の人数に多少影響されるのかもしれません。
調べたら光陵は10年前からあまり人数は変わっていませんが、陵成は10年前から100人ほど増えています。
だから桑高の倍率も上がるのかな?
注意事項
好き勝手書きましたが、これは全て私の経験則だけで語っていことです。
だから外れる可能性も多いにあります。
受験生の方はこれを鵜呑みにせずに最後まで頑張ってくださいね。
今日のブログはすごく長くなってしまいました。
これでもまだまだ書き切れていないぐらいです。
私は高校入試のことを話すのは好きなので、面談などお越しいただいたら、詳しくお話できます。
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